X’masディナーは和食で
こんにちは。クリスマスディナーはおうち派のアルパカ社長です。
飲食店の皆様を非難するわけではないのですが、クリスマスディナーとうたう食事で満足したことがありません。私の舌が厳しいこともありますが、大抵の場合は同じ店なら普段よりも質が落ちます。なので行ったとしてもクリスマスだからと言って混雑することのない和食です。
この現象は休日の旅館と同じです。需要が集中する時期なのでどうしても普段よりもサービスが行き届かなくなるのです。こういった事態を避けるために良いお店ではクリスマスディナーとはうたわなかったり、入店者数を限定しています。それでも行きつけになっていれば質が落ちていることがわかります。
私の持論ですが、これは供給側の問題ではないと思います。ある程度供給側での対応において質の低下は緩和されますが、必要なのは需要側の変化です。
なぜみんなと同じ日にディナーを食べなきゃならないんですか?なぜみんなと同じ時間に昼食を取らないといけないんですか?なぜみんなとおなじ日に旅行に行かなきゃいけないんですか?
私達は自分で思っているよりも与えられた情報に踊らされています。
お気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、いつの間にかファッション業界の流行はメディアによって作られるようになりました。聞いたことはありませんか?「今年のトレンドは○○」「今冬は○○に○○を合わせた着こなし方が流行り」こんな情報が与えられて、お店にはそれしか置いていない。
だから「みんな着てるじゃん」となるわけです。むしろ「自分もそれ着てないと浮いちゃうわ」となるのです。さも流行っているかのように。
クリスマスにディナーを食べるのも、昼食が12:00~13:00なのも、旅行に行くのが大型連休なのも、勝手に決められた事実の中で行動しているからなのです。
あなたがそれに従うかどうかは自由です。「働いているから従うしかない」と思うのも間違いです。そこで働くかどうかを決めるのもあなたの自由です。他人の作った枠に収まる必要などないのです。
日本人は特に勝手に用意された枠をはみ出ないように生きています。それが当たり前だと思っています。人に迷惑をかけないようにみんなと同じにしていようとする人が多すぎです。
それは同じでなければ叩く人がいるからで、そんな人に負けてはならないのです。同じでなければ許さない考えの持ち主は支配者です。自分の正しさを証明したいだけの可哀そうな人です。
必死に抗ってみて欲しいのです。
こんなことを書きながら今晩はチキンとケーキを食べる予定の流されやすいアルパカ社長でした。
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