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プラシーボの誤解

こんにちは。何をやってもプラシーボ効果抜群のアルパカ社長です。

健康オタクの私は○○が良いと聞けばすぐに騙されて始めてしまいます。
アルパカ社長夫人「どうなの?」
アルパカ社長「なんか効いとるっぽいよ。あんたもやってみや」
アルパカ社長夫人「良かったね…(こいつ何でも効くな。それじゃなくてもいいやん)」
いつもこんな具合で私はほぼプラシーボで健康体を作りつつあります。

実は私は今まで勘違いしていました。プラシーボ効果とは本人が本当に騙されて発揮されるものだと思っていました。

どうやら最近の研究では騙されているとわかっていてもプラシーボ効果は起こることがわかっているようなのです。私はそんなことはないのですが、疑う癖のある人は何でもすぐ疑ってやりもしません。もしこれが本当なら損していることになりますよね。

効かないとわかっていたってプラシーボ効果が少なからずあると期待するだけで効果が出るなら騙されたと思ってやってみる価値はありますよね。昔から言う「病は気から」というのは本当だったのですね。

私達は何かを期待するのは多くの場合が自分に対してではなく、他人や外部で起きる出来事に対してです。この場合には多くの人に経験があるように落胆を招く結果になります。

しかしその期待を自分に向けるだけで私達は本来の自分以上の力を発揮する能力を秘めているのです。「自分にはそんな力はない」「私にはできない」と思っていてもいいのです。知らない自分がプラシーボ効果をもたらしてくれるのです。

プロスペクト理論によれば私達は同じ大きさならば利益よりも損失のほうを過大評価してしまうようです。つまり私達は100円を拾っても100円を落としてしまうと実際は+-0なのに悲しみを引きずるのです。

ここで伝えたいのは本来の人間の思考はネガティブにできているということです。

だからこそ先に書いたプラシーボ効果を期待することに意味があるのです。私達は放っておくと損失や損害、不安といったものに意識が引っ張られてしまいます。しかしそれでいいのです。自分にはそれを乗り越える力があると期待しているだけでプラシーボ効果が自分に力を与えてくれるのです。

私達は自分が思っている以上に自分を知りません。自分の中で何が起きているのかも、自分に何ができるのかも全くと言っていいほど理解できていません。特に意識と身体の繋がりや可能性については現代科学でも何も明らかになっていません。

未知数である自分の能力を信じてみましょう。

騙されてもいいじゃないですか。アルパカ社長は何も奪いません。

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