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クリスマス・イヴ

メリークリスマ==ス!

はい、というわけでね。w
本日はクリスマス・イヴですね。
街は一年で一番華やかに艶やかに彩られて
とっても素敵な景色を僕らに届けてくれる時期でもあります。

20〜30代の頃は、クリスマスが特別な日のように感じてましたし、
その雰囲気の中で過ごす時間はやっぱり素敵なものだと思っていました。

何と言っても、クリスマスに向けてどんどん華やかになってゆく街は、自然と気持ちをワクワクさせてくれましたし、趣味趣向やマーケティングを駆使したそのイルミネーションやディスプレイの綺麗さに目も心も奪われますからね。
ほんと、どの街もこの時期は特に素敵だなーと思います。

好きな人や仲間と過ごすクリスマスは何と言ってもいいものでしたし、クリスマスを口実に滅多にいただかないご馳走にありつくというのもいい思い出たちの一端を担ってたりします。w
子供ができたらできたで、この日は子供達にとっても特別な日ですから、毎年何かしらの楽しみを考えて過ごしましたし。
家族にとっても、クリスマスの思い出は素敵なものだったりしますからね。
なのでその頃の感覚とそんなに変わってないので未だにクリスマスの街の雰囲気は大好きなんです。

子育てもほぼ一段落して、クリスマスをお祝いするということはなくなりました。
それでも、毎年大きなツリーは飾りますし、玄関や家の隅っこにはクリスマスを感じさせるものをディスプレイします。

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クリスマスはもはや、冬至や夏至、お正月やお彼岸などと同じレベルでの節句の一つとして、もはや僕のDNAに深く刻まれてる季節のお祝い事の一つですから。
仏教徒ではなくともお葬式をあげてお墓を作るのと同じように、クリスチャンではなくとも、イエス様の誕生をお祝いする、ということなのです。笑

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この時期によく流れてきて耳にするクリスマスソングがたくさんあります。
CMでも街角でもおなじみの曲が気分を盛り上げてくれるものですよね。
多くの名曲がある中でも、特にポピュラーな曲がいくつかあって。
世代を超えて、日本人なら知らない人はいないだろうという曲の中でも定番中の定番の曲といったら、この曲でしょうか。

クリスマス・イヴ/山下達郎

この曲は、達郎さんが1993年にリリースしたアルバム『MELODIES』のラスト・トラックに収録された楽曲で、元々は、1991年頃に奥さんの竹内まりあさんに提供された曲だったそうです。
でもまりあさんのアルバムに収録されることはなく、勿体無いからと達郎さんのオリジナルアルバムで採用されたんですね。
もしかしたらこの曲が世に出てなかったのかもと思うと、ほんと日の目を見てよかったなと思いますよね。笑

でも、この曲はあくまでもアルバムの中の一曲ですから、そのままならファンのみぞ知る隠れた名曲で終わってたかも知れませんよね。
この曲を一躍有名にしたのがあのJR東海の名CMです。

アルバムリリースの同年に、JR東海のクリスマス・キャンペーンに採用され、放送と同時に社会現象的な人気を博しました。

元々予定にはなかったシングルカットが急遽決定し、1983年12月14日に、3万枚限定の12インチ・ピクチャー・ディスクとして初めてシングルカット発売されました。
これがそれ。

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とっても綺麗なLPサイズのピクチャーレコードでした。
そしてこの年から毎年のように再発され、長く日本人に愛される楽曲へと育ってゆくんですね。
いいCMといい楽曲がジョイント出来たら、こんなにも愛されるクリエイティブが生まれるのかと思ったものです。w
今見ても、あのCMに泣きそうになるくらいですから。笑

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あの頃、ピクチャー・レコードというものが、スペシャルなリリース時にはよく製作されました。
音質的には盤面にプリントする関係上、真っ黒な普通のレコード盤よりも音質は落ちるとされてて、深さというかダイナミズムや音量は少し抑えめになりがちです。
なので本物のオーディオマニアには敬遠されがちな仕様となりますが、コレクターズアイテムとしては絶大なる人気を博しますから、レコード会社は人気アーティストのスペシャル・リリース時にはこぞって採用したんですね。
まあ僕は本物のオーディオマニアではありませんでしたから、ピクチャーレコードは好きでしたよ。
確かに今見てもとても美しいレコードが多いと思いますし、CDでは不可能な遊び心だと思いますしね。
こういう盤面がターンテーブルに乗ってぐるぐる回って音楽を奏でてくれる光景は癒し以外のナニモノでもありませんから。w

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2013年には、リリース以来毎年のように話題になり続けてきたこの曲なのに一度もMVが制作されたことがなかったということで、30周年アニバーサリー・ヴァージョンとして広瀬すずさんを主役にオリジナルMVがリリースされました。
その中であの牧瀬里穂さんが特別出演しています。w
オールドファンにはとっても素敵な演出だったと思います。

このYouTubeの後半に収められてる英語バージョンは1991年に発表されたものですね。

そして余談ですが、今年も2021年版としてリミックスがリリースされるそうです。
ほんと、何度もリミックスされて再発されてきた曲ですから、逆に新しいヴァージョンが楽しみな方もいるのではないでしょうか。笑

ちなみにこの曲は、30年連続で100位入りを達成したことから、「Most consecutive years to appear on the Japan single chart(日本のシングルチャートに連続でチャートインした最多年数)」としてギネス世界記録に公式認定されてます。

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話のついでに、桑田佳祐さんが2001年に発表した『白い恋人達』もピクチャーレコードで限定発売されてました。

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ハート形のレコードで、いかにも限定という佇まい。笑
遊び心の発揮できるメディアっていいなって。w
レコードってやっぱりいいものです。




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