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受講修了書!

8月から1月まで「文化庁委託「日本語教育人材の研修プログラム普及事業 日本語教師【中堅】に対する研修」(中堅研修コース)という研修を受講していました。

そして先日、無事に修了書が送られてきました~!

この研修の名称は「日本語教育学会の人材,知財,ネットワークを活かした
中堅日本語教師のための研修プログラム」です。
すごいですよね・・・名称に「手に入るもの」が記されているんですから。

プログラムの内容を見てみると、研修・講義・課題などなど、なんともやりがいがありそうで、参加者同士のやりとりも活発にできそう。
これは自分の成長云々というより、純粋に楽しそう!と思い、参加しようと思い立ちました。

この研修を受けて得たものは沢山ありました。
今の自分の働き方・教え方・考え方を理論的に、そして多角的に見つめなおすことができたこと。いかに自分が立っている場所が狭いか、気付くことができました。

そして、特に私のように一つの機関にずっといる教師にとっては、他のところで教えている先生とじっくり時間をかけて話し合うチャンスはなかなかありません。そこで生まれる考え方の「違い」を知ることができたのが、何より有難かったです。

そして「違いを知ること」や、各自が持つ経験や知識を寄り合わせて自分たちの「答えを見つけるため」に用意された課題や講義の役割が目から鱗でした。もちろん課題や講義の内容そのものも勉強になることばかりでしたが、それらがいつのまにか家を建てる骨組みになっていることに気付いた時に「参加してよかったなぁ」と思いました。

夏の暑い日(といっても室内ですが)に初めて同じ班のメンバー5人とメンター、講師の先生と顔を合わせ、そこから半年間、一緒に課題に取り組んだり議論をしてきました。
最後の共同課題を提出する前、クリスマスの頃には(研修ではなく自主的に)メンバー5人で夜中まで数時間ぶっ続けで話し合いをしたりもしました。同じ班のメンバーは国内外、学校、フリーランス、送出機関といった実に様々なところで働いている先生方でした。自分の知らないことを色々教えてくれる仲間であり、先生と出会うことができました。研修が終わった今も情報交換をしています。

課題の本数は多いですが、自分に合った分量で進めることができます。それが自分で上手にコントロールできれば、最初から最後まで楽しみながらできると思います。とてもおすすめの研修です。

因みに、令和5年度からは新たに「現職日本語教師研修プログラム普及事業」という名称で、実施団体や研修プログラムも変わっていく可能性があります。様々な段階、立場の先生のための研修がありますが、今後どうなっていくのか、気になります。




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