【思考習慣】自分の利益を考えすぎるとテイカーになりギバーから遠のく | そのバランスの難しさ
おはようございます。
イライラしない日常を目指す あろはる です。
今日は、自分の利益を考えすぎるとテイカーになってしまいギバーから遠のくので、そのバランスの難しさのお話です。
長男の保育園でのクラス懇談会がありました。
世話役決めに率先しなかったことが一日尾を引きずり、頭の中を占領。
こんなに悶々とするくらいなら、手を挙げ自ら立候補し、ギバーになれば良かったと寝る前まで考え続けてしまいました。
実は今、ギブアンドテイクの本をAudibleで耳読しています。
アダム・グラントの著書『ギブアンドテイク 「与える人」こそ成功する時代』です。
彼は世の中の人々を
受け取るだけの「テイカー」
もらえばお返しするバランス派の「マッチャー」
惜しみなく与える「ギバー」
の3種類に分類し、どの人々が最も成功しているかを調べました。
結論をいうと、
最も成功していたのも、
最も成功から遠いのも、
「ギバー」つまり「人に与える」人々でした。
「最も多く受け取る人は、最も多く与えている」
という事実もある中、生産性が悪く人から搾取されるのもギバーです。
結局、ギバーは、
「ばかなお人よし」
「最高の勝利者」
の両方に存在するようです。
この違いはなんでしょうか?
「ばかなお人よし」は、「自己犠牲的」「最高の勝利者」は、「他者志向的」
自己犠牲的とは、自分の利益を顧みず、人に与え続けることです。
他者志向的とは、受け取るより多くを与えても、「決して自分の利益を見失わず、いつ、どこで、どのように、誰に与えるか」をきちんと考えること。
理想は、もちろん他者志向的なギバーです。
でも、自己犠牲的なギバーにならないようにバランスをとっていると、損得のバランスばかり考えるマッチャーや真っ先に自分の利益を考えるテイカーになりがちです。
今回の私の一件では、私が諸々の理由を勝手に並べ立てたことがテイカー側に立ってしまった要因だと反省しています。
三兄弟で育児に忙しい
新事業も始まり仕事も忙しい
親の会の役員仕事もあり忙しい
自分時間を作りたい
夕方集まるのは寝る時間が遅くなるので嫌だ
挙げればキリがないくらい、自分本位な理由しかありません。
子どもたちには、人と分かち合うこと、困っていたら助けることを諭すのに、肝心の親がテイカー寄りの言動をしているのでは何の説得力もありません。
ただ、そうは言っても、自己犠牲的なギバーにはなりたくありません。
他社思考的なギバーの特徴は、
「決して自分の利益を見失わない」です。
私にとって、世話役をやることでの利益を考え、自己犠牲にならないことを確認してから、週明けに名乗りでたいと思います。
それでは、良い一日を!
あろはる