ハワイに不動産は逆風にも比較的安全?
ウイルスの広がりとそれに伴う渡航の制限や景気の後退等、経済的に不利な要素が多くなってきていますがハワイ不動産の価値はどうなっているでしょうか。
ハワイの不動産の投資の成否を判断するために考慮しなければいけないことは複数あるのですが、私が重視するのは利回り、値上がり、為替です。
特に為替は成否に大きく影響します。
ドルに対する円の価値(その逆も、ですが)の変動によって、成否は大きく変わります。今から考えるとラッキーだったのですが、私が2012年にハワイの物件を購入した時は1ドルに対して円が80円前後でした。それから1年くらいの間に円の価値は下がり、2015年から2016年にかけて120円以下になりました。
最終的に利益確定するためには、売却時に手数料や税金を払っていくら残るか、で判断するわけですが、円に両替した時に価値が1.5倍になるのであれば、物件価格が下がりでもしない限り、損失がでることはありません。
逆の場合もあるので、注意は必要ですが。
ウイルスの報道がされ始めて注意が必要だと言われはじめた今年の初めと為替を比べると今現在は、ほぼ同じです。紆余曲折はありますが、ドル/円は相対的に上下するので、非常に読みにくい反面、物件の選択や売却時期を間違えなければ円換算に有利な時期は必ずある、と言えます。
ハワイでの不動産の投資は、少し長いスパンで考える余裕があるなら、為替に関して言えば、利益を確定するチャンスは、かなり高い確率で存在すると思います。
購入時に円からドルに両替するのであれば、為替は選択の余地がありませんが、売却時には円高だとしても、円への両替を、円安の時に合わせれば、同じ1万ドルが80万円にも120万円にもなる可能性があるのです。
私はハワイが大好きな一不動産投資家です。日本では歯科医師でした。ハワイに行くたび日曜日毎にオープンハウス巡りをして見学した物件は350件以上になります。初めて投資しようとする方がエージェントに言われるままに買うことにならないために、実体験に基づいたノウハウを発信します。