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4月4日はトランスジェンダーの日

戸籍訂正済トランスジェンダーの新生光です。詳しいプロフ記事はこちら

本日、4月4日は、
トランスジェンダーの日である。
それを記念してスタエフでもLIVE放送をした。

桃の節句の3月3日、端午の節句の5月5日。
その中間の4月4日はすみれの節句で、トランスジェンダーの日。

すみれの花言葉は
「小さな愛」「誠実」「小さな幸せ」♡
素敵な日である。


■トランスジェンダーの日、制定したのは?

このトランスジェンダーの日は、
性同一性障害、トランスセクシュアル、トランスジェンダーの支援・自助グループである「TSとTGを支える人々の会」が1999年に制定した。

懐かしいな、この会。

すごく歴史が長い会で、僕もいろいろと情報収集でお世話になったこともあった。
虎井まさ衛さんというFTMの大先駆者が運営チームにいらっしゃるのだが、この会自体が今活動しているかは、定かではない。
僕が改名とかをする前(約18年くらい前)にこの団体から情報をとったときは、電話やFAX・定期購読をするような小冊子しか手段がなかった。
今はネットですぐに情報が入手できるから、そのスピードはどんどん速くなっていくのも当たり前だと感じる。

虎井氏は、まだ日本で性同一性障害の情報がないときに、単身アメリカにわたって、女性から男性への性別適合手術を受けた第一号の先駆者だ。

作家として活動されていて、代表的な著作は、
「男の戸籍をください」

↑この表示だと、21,195円になってるけど、そんなに高額ではない本なので安心してほしい。


■トランスジェンダーの日の認知度

僕が改名した前後の2004年くらいのときは、
この日はトランスジェンダーの日であるという情報は知らなかった。

この日のことは、「おかまの日」とか「ナベカマの日」などと呼ばれて、
全国のおかまバー・オナベバーではお祝いムードが漂っていたものだ。
(*「おかま」・「オナベ」は差別用語なのでご注意ください。言われて不快に思う当事者もいます

インターネットが普及してない時代というか、
スマホがなく携帯もガラケーだった時代は、
iモードという機能でネット検索したり、
着メロとかをダウンロードしたりしていた。

そんななかでセクシュアルマイノリティの情報を必死に探していたけど、
そこまでホームページもなかったので情報が本当に少なかった。

情報をとるスピードが今とは全く違うから、
積極的にいろんなことにアンテナを立てて情報をとっていく必要があった

知らない情報は全然入ってこなかったり、
その情報が古かったりすることもたくさんあったので、
このトランスジェンダーの日が制定されてるということを知ったのも、
最近だった。

このように、
男とか女とかトランスジェンダーとか、
性別という概念がなくなっていくんじゃないかなと思う。

性別がグラデーションになっていくような気がしているし、
そうなっていくことで性別に関する苦悩が減っていく。

そんな明るい未来に思いをはせる、4月4日である。



■この記事のラジオ放送(standFM)

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