見出し画像

個人事業主の健康保険証の取得方法

昨年の2020年12月より、個人事業主として仕事を開始しました。

身分が変わるため、会社員時代とは違った手続きなどが必要であり、1月に入ってから2週間に1回ほど区役所に行っております。

慣れない手続きを進めながら「これ、もっと早く知っておけばよかったかも」と思うことも色々出てきたため、noteという形で残すことで、今後、個人事業主として独立しようと考えている未来の仲間たちにとって何かお役に立てたら嬉しいです。

今回は、健康保険証の取得について書き残しておこうと思います。

個人事業主になると健康保険証がなくなります。

そもそものお話になるのですが、会社との雇用関係がなくなった時、いわゆる社会保険(「健康保険」「厚生年金保険」「介護保険」「雇用保険」)から抜けることになります。

今回の記事は、上記の社会保険の中でも、怪我や病気などした際に絶対に必要となる健康保険について個人事業主になった後の取得方法を記載いたします。

どこに行けばいいか。

区役所の国保年金課というところに行き、「個人事業主になったのですが、国民健康保険に入りたくて来ました」と伝えると専用の窓口に案内され、手続きを進めていくことになります。

なので、まずは区役所に行く必要があります。

必要な書類等

①写真付きで本人確認が証明できるもの(運転免許証等)

②「雇用保険被保険者離職票 資格喪失確認通知書(被保険者用)」という書類

上記のうち②は会社を辞めた後に(僕の場合は辞める直前に)もらえるもので、離職を証明する書類でもあります。

「いつ会社員を辞めたのか」を確認できる書類となるため必要となるようです。

ちなみに僕は②を持っていかなかったため、辞めた会社に区役所の担当者が電話し在籍期間と離職した月について確認の電話をしました。

こちらは離職票がないと区役所の方が前職時代の職場に電話して確かめることになってしまうため、できるだけ離職票を持っていくことをおすすめします。

健康保険料の発生のタイミングについて

健康保険料は、会社員を卒業した日の次の日から間髪入れずに発生します。

健康保険料の支払いが難しい場合

区役所に相談すれば話を聞いてくれます。まずは連絡をしてみることが大切ですね。

やむを得ない理由で離職した場合

自らの意思(自己都合)で個人事業主になったのではなく、勤めていた会社から解雇されたり、倒産してしまったなどの理由で失業してしまった場合は、健康保険料の支払い金額の減額もあるため、区役所に相談してみましょう。

もう一度会社に就職した場合

これが大切です。もう一度区役所に行き、国民健康保険を退会する手続きをする必要があります。

持ち物としては、

・再就職した先でもらった健康保険証

・国民健康保険証

の2つです。

「国民健康保険は、始めるのも辞めるのも全て自分がやらないと手続きは進まない」と担当者の方がおっしゃっておりました。僕ももし再就職したらまた区役所に行く必要があるということですね。

所要時間

色々と書いてきましたが、区役所に行き、必要な手続きをして健康保険証を受け取れるまでにかかる時間は大体1時間くらいです。

混んでなければ45分ほどで終わると思います。

ちなみに当日窓口で国民健康保険証は受け取れます。

以上、個人事業主になった後に取得する国民健康保険の手続きについて書いてみました。

わからないことがあれば地元の区役所に電話して聞いてみましょう!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?