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脳プラン脳ライフ

 投稿か1ヶ月以上空いてしまいました。年度の切り替えや、法改定による処理をためてしまったことでの結果を反省しています。もう少し計画性を持って取り組むことが大切ですね。と、いうことで今回の「脳プラン脳ライフ」というタイトルですが、何のこと?と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 このタイトルの意味としては、本来のNOプランNOライフではプランなしでは生きていけないという意味と、NO(ノー)と脳をかけまして、脳を使った生き方をしようよってこととをもじった表現となります。
児童発達支援・放課後等デイサービスでお子様達の支援をしていくなかで、個別支援計画書というものを作成します。そのお子さんの特性や家族構成などの全体像を捉え、その子にあった計画を立てます。その計画どおりに支援を行い、評価、修正してまた計画を立てるというまさにPDCAサイクルをしながら次の計画を立てていきます。計画を立てる中での大切にしていることがその子が達成できる小さい目標を立て、少しずつクリアしていくという「スモールステップ」という考え方です。成功体験から自己肯定感に繋げて、できることや好きなことを増やし、将来の選択肢に繋げていきたいという思いで支援をしています。
 
また、計画を立てる際に優先順位を考え、その子に今必要なことを見いだして目標設定をしていくということも大切なこととなります。少し難しい話になるかもしれませんが、看護師が看護計画というものを立てる時に、ヘンダーソンの14項目の基本的ニーズやマズローの欲求5段階説の理論などを用いて考えていきます。マズローで例えるならば、①生理的欲求→②安全の欲求→③所属と愛の欲求→④承認欲求(自己顕示欲)→⑤自己実現の欲求という段階の中で①が満たされることで②の欲求へ、次に②から③と③から④、④から⑤と、優先順位が段階的に上がっていきます。そのため、目標設定に関してもその子は今どの段階なのか、だから現状の目標はこれで、長期的に見てこうしようなど、段階を踏むことができるようにアセスメントをしています。そこで、忘れてはいけないことが保護者さんに対してこちら側からの一方的な意見になってはいけなく、保護者様と事業所側で意見をすり合わせるよう、保護者様のニーズもしっかりと把握した上で目標設定をしていきます。
 


つまりポイントとしては、発達支援に対しても計画性を持ち支援していくこと、働く側としても計画性を持ち目標・目的に向かって取り組むことを常に意識しています。今後、地域の方々の生活(ライフ)を支えて行く上でも、1年後、2年後と計画性(プラン)をもって精進していきたいと思います。


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