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個人と組織におけるブログ・サイト運営の戦略の違いとポイント

「個人」と「組織」、それぞれの特性と強みを理解した上でブログを運営しないと思うような結果が出ないことがよくあります。

特に、昨今のようなSEOの難易度が高い状況においては、例え上手くいっていても一瞬にしてダメになるケースは充分に起こりえます。

そこで今回は個人と組織、それぞれに分けて戦略をカンタンにまとめました。

「一人でブログをやっているが結果が出ない」
「法人でサイトをやっているが、アクセスが落ちてきた」

このような人は参考にしてみてください。

個人のブログ戦略

現在のブログで個人が戦っていくためには、個人の強みである「一点突破」と「自由度」を生かしていくのが望ましいでしょう。

例えば、個人で脱毛記事をまんべんなく書いたとしても、現状はまったくといっていいほど結果は出ない状況です。
YMYL領域(専門性が求められる分野)でなくてもSEOの競争率の高さを考えると普通にブログを書くだけでは厳しいでしょう。

そこで「一点突破」の考え方が大切になりますが、ここでは一例を挙げたいと思います。

【一点突破の例】

1.商標記事を徹底的に研ぎ澄ます
2.結果が出ているジャンルに特化する
3.片っ端からトライする

商標記事は当たると収益性が大きく、個人ならではの体験談などを盛り込み、情報の質と量、デザインやUIまでを徹底的にこだわることで、企業に対抗することは充分に可能です。

何度も何度もトライすれば、当たりが出るかもしれませんし、一つでも当たりがでれば大きな利益を生みます。SEOで商標記事は難易度が高いと思うかもしれませんが、繰り返しブラッシュアップが重ねられた質の高い記事であれば、Googleも一定の評価はするでしょう。

また、個人ならではの自由度を生かし、結果が出ているジャンルだけに特化するのもありです。勝てそうなところだけに一点集中する。ランチェスター戦略と呼ばれる行動ができるのも個人の強みです。

つまり、個人であるならば失敗を恐れずに、思いついたことはどんどん試していくことは大切です。SEOでは個人で失敗しても損失はありません。
結果が出ないと辛いですが、何回やってダメだとしても、トライし続けられるかどうかが個人で続けられるかどうかの資質となります。

個人でブログをするのは厳しい状況だからこそ、トライ&エラーを繰り返していきましょう。

失敗してくじけそうになったら成功者の失敗談を知るのもおすすめです。

・カーネル・サンダース:フライドチキンのレシピを1009回断られる
・スティーブン・キング:最初の小説が30社から拒否
・フォード・モーターの創業者:5度の破産を経験

ものすごい数の失敗をするのは有名人でもあることなので、ブログ運営でも思いついたことは片っ端からトライしてみましょう。

何をやっても手くいかないと思っても、それは当たり前のことだと気づけばショックは減ります。それよりも、何十回やってもダメなら、何百回とやってみることです。

現在はSEO以外にも、リスティング・アド・SNS・メルマガなどさまざまなブログ集客方法が増えているので、自分が良いと思うことにもトライしてみても良いでしょう。

組織のサイト・ブログ戦略

ここからは組織におけるサイト・ブログ戦略についてお話します。

「アクセスが落ちてきた」という場合、真っ先に疑うべきなのが経営者がワンマンで引っ張っていくタイプの会社であるかどうかという点です。

組織でサイトを運営する場合、ワンマン経営を続けていくと、組織であるが故に当たると非常に大きい半面、長期的には安定して結果が出にくい傾向が見られます。というのもSEOでアクセスが落ち込んでいる原因というのは極めて複合的であり、どれだけ優秀な経営者であっても特定するのは困難であるため。

ゆえに、組織でブログを運営している場合に必要なのは「優れた第三者」の存在になります。例えば「コンサルティング」「広告代理店」などが挙げられます。

私が知っている大手メディア運営会社の場合、コンサルティングに依頼し、その複数の社員と意見を交わしながらサイトを運営しています。長期的に上手くいっているメディアはこのスタイルを取っているところが多いです。
社長のワンマンに見えるような会社でも、結果を出しているところは優れたブレーンと契約をしているものです。

現在のSEOで結果を出すためにはワンマン経営との相性は悪く、2人以上の意見を交わせる優れた第三者を確保することが理想です。

「コンサルを頼む会社はどうやって探せば良いのか?」

という疑問はあると思いますので、個人的に優れていると感じる会社をいくつかご紹介します。

■株式会社クヌギ
SEOのプロフェッショナル集団で、職人という言葉がピッタリと当てはまります。SEO事業では、SEOの側面から解決に導くコンサルティングを提供しています。
最先端のSEO情報に精通し、YMYLについては以下の記事がおすすめです。
クヌギ・渋谷匡志が教える「SEOで外せない!YMYLの基本とNG表現事例」

株式会社クヌギの公式サイト

■ウェブココル株式会社
代表の方は、過去にA8net月間ランキング1位を受賞するなど非常に優れたSEOの知見を持ち、現場主義のSEO対策コンサルティングを手がけられています。
料金体系も分かりやすく、コンサルティング以外にもさまざまな集客サービスを行っています。

ウェブココルの公式サイト

基本はSEOコンサル会社をピックアップし、公式サイトやSNSで発信する情報・実績を元にお願いしたいところに依頼するのが良いでしょう。
どうしても見つからない場合は、結果を出しているWEBメディア会社にコンサルをお願してみるのも一つの手です。

コンサルには抵抗があると感じる方もいるかもしれませんが、きちんとしたところもありますし上手に見極めるようにしてください。

組織の場合は客観的に優れた知見を取り込むことができれば、SEOで安定した結果が出るでしょう。

まとめ

個人と組織における、ブログ・サイト戦略の違いをご紹介してきました。

個人には個人の強みがあり、ブログ運営は個人に極めて厳しくなったと言われますが、今回のことを意識すればまだまだやれる余地はあります。

また、組織でやっていくのであれば、個人ではなく組織の強みを生かし、強いリーダーシップを持ちながらもさまざまな知見を取り入れながら進める方がSEOとは相性が良いでしょう。

今回の内容が必ずしも正しいとは言えませんが、今上手くいっていないと感じているのであれば参考にしてください。

上手くいかないことがあっても、正しい方向を向いていけば良いこともあります。
これを読んだ方が少しでも良い方向に進むことを願います。

執筆者ウォルターインターナショナル合同会社

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