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理性的恋愛

恋は盲目というが、私の場合はどうなんだろうか。

来る明日、卒論をほっぽって私はバイトの後輩と出かける。
プラネタリウムのカップル専用のシートで人工の星を眺めるのだ!

出会いはバイト先で、相手は2個下の後輩。
前はお互いに敬語で話をしていたけど、最近仲良くなって今ではお互いタメ口で話している。一緒に帰ったり電話もするようになった。

でも後輩は彼氏ではない。
お互いに惚れているのは確かだけど、私たちの関係に名前はまだ無い。名前のない関係は思った以上に心地よい。変に力まずに済む。

私はデートが嫌いだ。
好きだから、一緒にいたいから、あくまでデートは手段であるはずなのに、気づけば目的になっているのが嫌だ。次どこいく?なんて言われたら、盛り上がるデートを企画せよってデートにおける全責任を負わされるようで非常に嫌だ。デートは自由であるべきだ。要は計画するのが苦手なだけだが。

私の今までの恋愛がうまくいかない理由。
我慢することだと思う。
デートのことだって、私はデートが苦手なことを打ち明ければいいわけだし、ほかに嫌なこととかムカつくことがあれば話し合えばいい。
でもそれが面倒くさい。
相手のことを尊敬してるから、打ち明けたら嫌われそうだから、理由は様々あるのだが、あくまで他人だと割り切って我慢する方が楽だ。
だから彼氏と喧嘩もしない。
ただ、それは恋人といえるのか?

次なる目標は、我慢をしない関係だ。
目指せ、恋人と喧嘩!
我慢をしない関係を構築するためには、お互いにお互いのことを干渉する関係になる必要がある。
私は基本的に人に干渉をしない。
結婚は契約なので相手に干渉する権利があるが、ただの恋人関係で相手に干渉するのは図々しいのでないかと思ってしまう。
逆に干渉されることに関しては多分問題ない。よほどの束縛でなければあまり気にならないし、今まで恋人に干渉されることがなかったのでむしろ嬉しい気がする。

失敗した際には原因を突き止める!
これは恋愛においても一緒じゃないか!
私の好きなタイプは大人っぽくて静かな人。自分が根暗だからその方が落ち着くし、元カレもそんな感じの人が多い。どちらかと言えば年上に魅力を感じる。そして、どこか尊敬できる部分がある人を好きになりがちだ。

しかし!!過去を振り返り、考えてみろ。
相手のことを尊敬するから余計に我慢する。
性格が同じだから、お互い我慢する。
大人っぽい人がタイプだと言うが、実際には多分その大人っぽさに誤魔化され、色々と悩み、我慢が出来なくなって終わりなのだ。

つまり、ここから考えると、
①自分と性格が真逆(明るい、面倒くさい、うるさい、かまちょなど)
②年下(大人っぽくない、自分が大人の立場になれる人)
上記二つを満たす人間は私との相性が良い人間だ。一言で言えば干渉できる人間である。
相手に対する要求が多すぎると言われそうだが、もちろん相手だけに何もかも求めるつもりではない。干渉できる人間との付き合いを通じて、自らも相手に干渉できるようになるのが私の目標である。この目標のさきに、我慢しない=喧嘩ができる関係があるはずなのだ。
「年下は絶対ない」と長年言い続けていた私にとって、これは驚きの分析結果である。

というわけで、話は冒頭にもどるが、以上をもとにすごした結果が明日のプラネタリウムなのだ。

後輩はザ・かまちょ、いわゆるワンコ系。
最近そうでもなくなったが、電話したがる。デートもあれしたいこれしたいといろんなこと言う。純粋ですごくかわいい。かわいいという言葉が多分1番似合う。
まさにぴったりじゃないか!

まだ名前のない関係。付き合うのかもわからん。
どうなるかわからないし、上手くいかない気もするけど、干渉できる関係を築きたいと思う。
相手は自分には十分すぎる人間なのだから、あとは自分次第だ。相手が愛想つかすのが先か、自分が変われるのが先か。若干愛想つかされ始めてる気がしてならないんだけど、、、笑

やるぜ!!!!!!!!!

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