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4-2. 綿でつくる仲間たち【カービィ】

羊毛フェルトを再開するということで、もう作りたいものはいくつか決めてあります。

ただ一年ちょっとのブランクが空いたのに、いきなりややこしいの作るのはしんどいなということで、今回は簡単な『カービィ』を作ろうと思います。

ピンク色の丸いフォルム。シンプルな造形ですけど可愛いですよね。昔、友達の家でカービィのゲームで遊んでた記憶があります…懐かしい…

リハビリがてら作るので、あまりクオリティには拘らず、勘を取り戻していきたいと思います。


1. 胴体をつくる

まず胴体から作成します。カービィの胴体?は球体なので、まずはこれを作ります。羊毛フェルトでは球体は基礎中の基礎なので、多分誰でも作れると思います。

僕はしっかりとした手触りが好みなので、何度も指して固めていきます。(とはいえまだ序盤なので、ある程度で大丈夫です。)
まあまあの固さになったら、ピンクの羊毛を上から被せて、さらに丸くします。

何故、中身を白色にしたかというと、色つきの羊毛の節約です。オーソドックスな白の羊毛はたくさんあるのですが、色つきは色んな色を少しずつ揃えてるので…案外、本体を固めるときに使う羊毛の量って結構あるんですよ。

こんな感じで大丈夫です。真ん丸のピンクボールができましたね。

2. 手と足をつくる

次は手を作ります。カービィの手は胴体と同じピンクなので、楽ですね。

…めっちゃきれいなち………腕ができました。腕の根本()は円形に固めず残しておきます。同じものを2つ作ります。

こんな感じで、固めず残した部分を胴体と合わせて、馴染ませるように刺してくっつけます。

左右のバランス、大きさを調節します。カービィの腕は真っ直ぐ付けるのではなく、足の方に下げるように押し付けたり、下の部分を何度も刺して調節します。

腕が終わったら足です。足の中身も白の羊毛を使って作ります。そのあと赤色の羊毛で覆います。

先程とは違い、胴体と色が違うので、足の裏を深く刺してくっ付けます。コツは足をつくるときに、接着面はあまり固めず、ゆるめにしておくことですね。足もバランスと大きさを調節します。

こんな感じですね。

3. 顔をつくる

1番細かい作業に入ります。ここからはピンセットを使ったりして、慎重に作業します。

目のベースを作ります。そのまま本体に直接つけてもいいんですけども、バランスが上手くとれるか不安だったので、ある程度ここで整形します。

……めちゃめちゃグロいですね…遊んでるわけではないんですよ…目打ちをして、バランスを確認します。

とりあえず黒目だけつけます。…ニャ◯キみたい…

口もつけて、顔のバランスを見ます。このときに黒目の大きさも調節します。

目に光が宿りました(笑)。あとは全体の調整をしたり、邪魔な産毛を切って仕上げに入ります。
基本的に、細かい顔の部分は通常、綿のまま植毛するように差し込みます。実際目を大きくするときは、綿を細長くしてそれを埋め込んでいきます。
頬っぺたも作ろうかなと思ったんですが、今回はクオリティには拘らないので、これで完成にします。


こんな感じに仕上がりました。製作時間は2時間~2時間半くらいです。そんなに拘ってないのですぐ作ることができました。

カービィなら色違いにして量産しても、可愛いと思うのでいいかもしれませんね。この子もトイレに飾ります。


次はもっと細かいものを作りたいと思います。
今度はなかなか時間も、材料も、手間もかかりそうなので、しばらく間が空くかもしれないですね。また製作過程も載せたいと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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