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個人事業主が細く長く事業を続けるためにやっていること

個人事業主になって2年、法人を設立してから6ヶ月が経過した。タイトルにあるように「個人事業主が〜」と偉そうに言える立場ではないことは理解している。

でも、僕の経験をシェアすることで参考になる人がいるかもしれない。今の自分はこう考えているが、将来的には考え方が変わるかもしれない。だからこそ、現時点での僕の考えを残しておこうと思い立った。

1つでも参考になれば嬉しい。


1.固定費を抑える

僕は実家に住んでいるため家賃がかからない(毎月親にお金を渡してはいる)。「社会人なんだから実家を出ろよ」という意見はあると思うが、使えるものは使えばいいと思う。

個人事業主になって以来「売り上げが上がらなかったらどうしよう」と思いが消えたことは一度もない。そんな時に家賃でお金がなくなっていくことが、どれだけ恐ろしいことか。

「自分を追い込むことで奮い立たせるんだ」というストイックさは僕になく、実家をフル活用させてもらっている。


実家ではなくてもシェアハウスや二人暮らし(パートナーと同棲など)をすることで、一人当たりの負担を減らすことだってできる。

“売り上げがなくても死なない状態”をいかに作るかが大事。


2.経費がかからない事業を選ぶ

記事執筆やホームページ制作、Webメディアの運営などはお金がかからない。仕事をすればするほどプラスになる仕事。

一方、お店を構えたり仕入れをしたりする事業の場合、損益分岐点をプラスにするまでが結構大変。

自分一人でお金を生み出せる仕事をすると、“死なない状態”を作りやすくなる。


人それぞれやりたい仕事があるだろうし、固定費がかかる仕事を否定したいわけではない。あくまでも、個人事業主として細く長く続けることだけにフォーカスした場合、経費がかからない事業の方が続けやすいというだけ。

僕は今の仕事が好きなので、今後も経費がかからない事業を重点的に続けていこうと思う。


3.従業員を雇わない

自分一人で精一杯なのに、従業員を雇う余裕は全然ないのが正直なところ。もちろん、人を増やすことでできることも増えるのは理解している。しかし、人件費はかなり大きな固定費・経費となって重くのしかかってしまう。

他者の力を借りたい場合はその都度プロフェッショナルに外注すればいい。

僕の性格からしても、1人会社でフットワーク軽く動ける方が、精神的にも金銭的にも負担が少ない気がする。細く長く事業を続け、死なないためには従業員を雇わないという選択肢もありだと思う。


まとめ:お金が絡む

一貫して「経費や固定費を抑える」ことばかり言ってきた。いくら好きな仕事をしていても赤字であれば、どんどん苦しくなる。

逆に、売り上げが少なくても経費が売り上げを下回れば生きていける。売り上げから経費を引いて、どれだけ残せるか。シンプルだけど難しい。

しばらくは今の形で事業を続け、環境や気持ちが変わったら、その状況に合ったやり方を見直していけばいいと思っている。とにかく死なないことを意識して事業を続けていきたい。

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