プラスの方向に導く「縁」や「タイミング」

自分の方向性について悩んだり取り組みに対して疑問が出たりしてきた時は、必ずと言っていいほど、新たな出会いがある。出会いは人だけでなく、考え方や知識も含む。「そうか、こう動けばいいのか」と新たな道が開かれるのが不思議である。

自分がうまくいっている時は、流れに身を任せれば大抵うまくいく。調子に乗りすぎないよう気をつければいい。

一方、うまくいっていない時は「何をするべきなのか？」「今のままでいいのか？」と考え始める。だから、自分の周りにアンテナを張るようになり、次なる一手の出会いが生まれるんだろう。

過去に出会った人を思い巡らせた時、ふと「あの人に連絡してみよう」と浮かんでくる。しばらく連絡すらとっていなかったのに。

勇気を出して連絡してみると、あら不思議。自分の悩みを解消できそうな次なる一手が生まれることがある。まるで「あの人がヒントを持っているよ」と誰かが言ってくれているように。

僕は縁やタイミング、運については本気で信じている。縁がある人とは短期間でもびっくりするぐらいスピード感や波長が合うし、縁がない人とは時間をかけてもしっくりこない。

同じ人と会っていても、反応するタイミングもあれば反応しないタイミングもある。「1年前に会っていれば」なんて思うこともザラ。タイミングにも相性は存在すると思う。

自分の感覚的に「この判断は良さそう」と思えば、まずは行動してみたい。確証はなくても、過去の経験から“良い感触”があるなら迷わずGO。縁がある人とはバッチリはまるから。

流れが来る時は来るし、来ない時は来ない。上昇気流に乗り始めたら一気に加速すればいい。変に抗うよりうまく波に乗ること。

縁やタイミングを大事にするために、自分自身とは常に向き合うようにしたい。自分が心地良い判断は何になるのか。はたまた、違和感がある判断は何になるのか。コンフォートゾーンにいるため？コンフォートゾーンを抜け出すために意識的な負荷が必要？

しんどいけど、向き合うしかないと思う。

この先どんな未来が待っているか分からないけど、とにかく縁やタイミングは大事にしたい。過去の決断が間違っていないと思える日が必ず来るから。

素敵なご縁を活かせるよう、日々自分の能力を高めていきたい。