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日々是雑感2022/06/29

エアコンの使用をめぐってこんな記事を見つけた。

自分が美術の教員だった頃はどうだったか思い出す。確か、朝の出勤時にエアコンの室温と湿度の設定を極限まで下げて、一気に冷やしてあとは設定を上げて惰性運転で過ごした記憶がある。そのため、他の一般的な教室とは違って美術室は猛烈に寒いと生徒に言われたこともあるが、廊下に冷気を出してもあっという間に灼熱環境に戻ってしまうため、そして何より汗べたべたの状況で授業させるべきではないとの自分の考えから教室を冷やしたことがある。

何より、普通教室と実技教室の違いは一括管理か個別管理かの違いである。個別管理の実技教室は判断基準は自分にあったから使いたい放題使った。夏場は普通教室でさえ過ごすのがきつく、美術室に避難する生徒も多かった。個人的にはそれもありかなと思った。

命に関わる最近の暑さ、金より命を大事にする方針は当時の自分にあったんだなと思い出した記事であった。

今はどうなのかはわからないが、少なくとも沖縄では教育にお金をかけないとんでもない老害が増えていることに呆れてしまった。熱中症になったら教育委員会の過失として治療費全額負担してくれるのだろうか。

教員から離れて5年になるが、命や将来の若者より即物的な金を大事にする今のこのご時世では、とてもではないがマトモな人格者など育たないだろう。そう嘆いてしまったのであった。

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