日々是雑感2021/06/13

東京に来て3日目、最終日。

馴染みあるところ、新たに歩いたところ、そして縁深いところ。

何もかも懐かしさと、新しさを感じた。やはり東京は自分にとって最後の開拓地なのであることを確認した。

駒込駅。初めて降り立ったのは2017年のことだった。東京へ行く仕事に内定する1年前のことだった。この場所も何かの縁なのだろうか。住みやすさだけでなく、買い物のしやすさが好きで、仕事の合間にもよく足を運んだ記憶が蘇る。

今回は就職に向けての情報収集、今後東京の会社で内定を受けるなら環境としてどうか、東京だけでなく横浜や川崎も駅周辺の環境も含めてどうなのか歩いて回ってきた。

結果は100％ではないが、オリンピック後も一先ずは問題なさそうである。休日がコロナ禍のせいで自分が慣れ親しんだ東京の休日ではないが、一応過ごせると判断した。

残念ながら、本職（というか生業）である美術批評関係方面は予算不足でかなわなかったが、もうちょっと生気があれば（うつ病が快方に向かえば）作品鑑賞ももっとできるであろう。その代わり、東京の全ての建築が芸術そのものであるから、写真撮影したり、記憶に収めたりと結構忙しなかった。

今日の夕方に東京を発つ。東京から名古屋に戻されて日数を数え直した。602日ぶりの東京であった。この空白は取り戻せない。新たな気持ちと修正・立て直した人生目標を胸に秘めて行こう。