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自分の願いに素直になって

こんにちは、akikoです。

15年前、わたしは1週間の休暇を取り、
ブラジル・サンパウロへの旅に出ました。

目的は、アメリカ留学時代に出会った
ブラジル人の友人の結婚式に参加すること。

その旅の前後に、たくさんの学びと異文化体験がありましたので、シェアさせていただきたいと思います。


忙しい時期に、なぜ休みを取れたのか

友人から、結婚式の招待状がエアメールで届いた。式の日取りは6月とのこと。

結婚式、行きたい!しかもブラジルでの結婚式!楽しいこと間違いない。それも、新郎新婦ともに、大好きで大切な友人。

ところが6月は、当時の勤務先だった外資系企業で担当していたダイバーシティ(多様性)の推進月間で、1年で最も忙しい時期。

当然、仕事を優先すべきだと思い、結婚式への参加は、自分の中で諦めていました。

ところが、同僚(インド系ヨーロッパ人)にその旨を話すと、

"行くなら早く決めた方がいよ"とか、

"10年後に思い出として残るのは、仕事ではなく、
結婚式の方じゃない??
"

という、予想外の反応が。

考えた末、ありったけの勇気を振り絞って、休暇を取りたい旨を上司やチーム(こちらも全員、日本人以外)に伝えることにしました。

すると意外とすんなり、誰も反対することもなく、むしろ応援してくれることに!

おそらく、文化的な価値観の違いで、

日本ではプライベートより仕事優先があたりまえなのに対して、他の文化では、仕事よりプライベートを優先することも許されるからこそ、まわりがそのような声がけや協力をしてくれたのだと思います。

異文化研究で有名なホフステードも、「人生の楽しみ方の違い」に文化差があるとして、切り口を提唱しています。

https://hofstede.jp/6dimentionsmodel_ivr/


日本文化で生まれ育った私にとっては、奇跡のような配慮でした。

それでも、本当は結婚式に行きたい、という自分の気持ちを偽ったり、だれにも伝えることがなければ、起きえない奇跡でもありました。

そしてブラジルへ


ついに初めて訪れた、南米大陸ブラジル!

それまで旅したどこの国とも違う雰囲気(ちょっと危なそうでもある)で、本当に地球の裏側まで来たんだ!!と実感。

友人たちと、サンパウロで喜びの再会。

結婚式までの数日、シュハスコ店(今までの人生で一番おいしいお肉だった!)で食事をしたり、バーでブラジル流カクテル(練乳入りで、甘くてつい飲んじゃう😍)を試したり。連日、みんなで深夜まで大笑いしました。

そしてついに迎えた、結婚式当日。

新婦と一緒に、女友達同士みんなでワイワイ、おしゃべりしながらサロンでヘアメイク(かなり派手 笑)をしてもらい、

夜、教会での式が、新郎新婦の到着が遅れて(笑)予定時刻を30分オーバーで開始。

真っ赤なドレスを着た新婦のお母さん(新婦より派手!?)にエスコートされ、入場してきた新郎新婦は、とても幸せそうだった。

式の後は、別会場に移動して、夜明けまでダンスパーティー。

大ボリュームの世界各国の曲に合わせて踊り、しかも曲に応じたアイテム(プラスチックのメガネとか)が配られたり(笑)

全てが、本当に楽しい時間でした。

経験から学んだこと

今回の旅が実現できたのは、勤務先が外資系で、それぞれの人生を尊重する風土があったおかげだと思います。

それでも、こんなにも楽しく素晴らしい時間を経験できたのは、

  • 自分の願いに素直になって

  • 自分の「あたりまえ」から、一歩を踏み出してみた

ことも大きかったと思います。

そして同僚が問いかけてくれた、

「10年後によかったと思える、今できる選択はなんだろう?」

という視点は、あれから15年経った今でも、さまざまな選択に迫られた際、大切にしています。

最後に

noteを始めたばかりのこのタイミングで、Facebook のメモリー機能で、今回書いたブラジル旅のことを思い出し、大切な記憶をまとめてみたくて記事にしました。

こういう風だと読みやすい、など、アドバイスありりましたら、頂けたら嬉しいです🙏

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!!💖


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