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works from Master's days

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修士学生二年間の、人との出会い、地域やコミュニティ、活動録。どんな風に、私が人や地域やものごとと出会い、今何をしているのか。
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自分のための就活、とは。

自分のための就活、とは。

私の就活の話は、「こんな風にしたらいいよ」なんて、口が裂けてもいえないです(笑)。自分のやったことに後悔はないし、自分には必要だったと思うけれど、それでも時間をかけたし、正しいとは言いきれない(笑)。アドバイスではなく、来年になったら忘れているであろう自分の記録として、残しておこうと思います。

たくさん遠回りをして、苦しくて焦る毎日。でもきっと、「正しい方」では出会うことがなかった出会いをたくさ

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[訪問@高知県佐川町]人の”温さ”が生き沸く町。

[訪問@高知県佐川町]人の”温さ”が生き沸く町。

西粟倉で出会った、高知県佐川町在住の方が立ち上げを行った「さかわ発明ラボ」やワークショップ、佐川町を見たいと思い、何はともあれ弾丸でお邪魔してきました!

高知県佐川町

高知県の真ん中にある、五つの地区から成る町です。歴史的な建造物や自然豊かな場所が多く、酒造群が残っていたり、古民家が改修されたギャラリーやお店もちらほら。

町の小中学校でも、町のことを他の土地の人に語れるように、と町の偉人・郷

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チャレンジのハードルを「オープンデー」で低く。

チャレンジのハードルを「オープンデー」で低く。

2021年に西粟倉村での、住みながらの研修を終え、現在はちょこちょこ通いながら「オープンデー」というイベントに、サポートで入っています。

(写真は、お顔はわからないようにしております。)

オープンデーとは

オープンデーは「むlabo」という場所で隔週行っているイベントです。むlaboは建物、場所の名前を指すのですが、そこを土曜日に一日開放=オープンしている、というものです。

マルシェや野菜

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西粟倉村は、常に誰か動いている。

西粟倉村は、常に誰か動いている。

村に住みながら研修していた時のお話を書いていますが、今回は、企業以外で経験したイベントをいくつか。

西粟倉村では、役場兼図書館で村民の方を講師として招く企画をしていたり、読み聞かせや森を歩くなど、とにかく、村のどこかで必ず何かイベントがあるといっても過言ではないと思うくらい、日常的に企画が行われている気がします。

図書館にあるやってみん掲示板、という掲示板では、
「これやりたいです、仲間募集し

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[研修@むらまるごと研究所]人が好き、と気がついた。

[研修@むらまるごと研究所]人が好き、と気がついた。

百森さんに続いて、村に住みながら行っていた一般財団法人西粟倉むらまるごと研究所さんでの研修について、記していきます。

むらまるごと研究所とはテクノロジーを使って、どこまで地域・人を幸せに出来るか、という問いをもって、西粟倉村の村まるごとをフィールドとして村内外の企業とテクノロジーを用いた研究や実証事業を行う法人です。テクノロジーを目的にせず手段として使い、いわゆる田舎のよさはそのままに。

村内

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[研修@株式会社百森]自分なりに環境を考える理由を体感した。

[研修@株式会社百森]自分なりに環境を考える理由を体感した。

西粟倉村といえば森林。西粟倉村はおよそ95%が森林で構成されています。人口は現在1370人です(2022.5.31)。シカ人口はヒトの1.5倍だとか3倍だとか…諸説ありです(笑)。とにかく、夜は必ずシカに会うといっても過言ではありません。

ちなみに徳島県上勝町で少し研究をしていた友人は、ヒトよりサル人口が多い、と言っていたので、この手のネタは地方あるあるでしょうか。笑

さて、村に住みながら行っ

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嗅覚を信じた''西粟倉村''

嗅覚を信じた''西粟倉村''

最近通うようになった西粟倉村。
どんな活動をやっているのかを記す前にまずは、村との出会いを。

西粟倉村との出会い私が実際にはじめて西粟倉村の存在を知ったのは、まだ学部生の時です。西粟倉村の企業で働く先輩に、「きっとこの企業を面白がると思うから、一度来てみたらどうか」とお誘いいただいたことが、そもそものきっかけでした。

西粟倉村は、その当時の私から考えればとても遠方でしたが、コロナ禍で旅行などの

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