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放課後等デイサービスの5領域を分析してアセスメントシートを作る「健康・生活」編④

ごあいさつ

突然ですがインターネットで「放課後等デイサービス アセスメントシート」と検索をすると、自分の記事が1ページ目に乗るようになっていたことに気が付き驚いている私です。
期待を裏切らないように今後も記事を書き続けたいなと、モチベーションにつながったところです。

モチベーションが上がったところで今日も記事を書きたいと思います。

今回のお話

身体各部の状態の理解と保護」について分析して、アセスメントシートの項目抽出につなげていきたいと思います。

まずはいつものガイドラインの確認です。

発達の段階に応じて、身体各部の状態や補助機器を用いる際の留意点等を理解し、自らその部位を適切に保護する力を育てていけるよう支援する。

【参考資料3】児童発達支援ガイドライン等 (cfa.go.jp)

翻訳していきましょう。

「身体各部」を「目・耳・口(発語)・肢体」と訳すとどうでしょうか。少し意味が分かりやすくなりませんか?

『発達の段階に応じて、「目・耳・口(発語)・肢体」の状態や補助機器…(以下略)』

明確になったと感じます。
そしてその次に続くのが
『補助機器を用いる際の留意点を理解し、自らその部位を適切に保護する力を育てていけるよう支援をする』とありますので

目=眼鏡(コンタクト)/点字/白杖
耳=補聴器/筆談/手話
口=筆談/手話
肢体=義肢/車いす

上記が今の段階での「補助機器」の想定です。なので、それらを習得したり、正しく使用できるように助言・支援をしていくという事になりますでしょうか。

そしてさらに『自らその部位を適切に保護する力を育てて』という言葉が続きますので、例えば肢体不自由の場合、長時間同じ姿勢になってしまう場合もありますから、褥瘡などには気を付ける必要があるでしょうか。

それで結局何になるのか?

当記事では、この項については

  • 目の状態

  • 聞こえの状態/話せるか否か(身体機能を前提)

  • 肢体を動かせるか

の3点がアセスメント項目としてあげようと思います。
ただ、この項目ははやり基本的な導入面談の時に確認することになり、アセスメント項目に乗せるかどうかすこし悩ましいと感じています。

思い付き

ふと思いましたが、胃ろう・人工肛門(ストーマ)などを使用している児童がいる場合、胃ろうボタンの扱い、清潔の維持。ストーマの場合は排泄後の処理の仕方などを身に着けていくことが必要になるでしょう。医療的ケアの側面もあるため、どの事業所でも完璧に実施ができるようにとは言えない点ですが、慣れた事業所のスタッフさんからも家族と共同して、お子さん本人に助言やサポートができると、より正しく使用することにつながるのではないかと、期待を持ったところです。

まとめ

この項目は、ほかの項目と絡めてアセスメントを実施した方がいいかもしれません。診断は?などの時にですね。

今回の記事は文字数もあまり多くないですがこの辺で閉じたいと思います。
次回は
障害の特性の理解と生活環境の調整」「構造化などにより生活環境を整える」「生活におけるマネジメントスキルの獲得」
について分析とアセスメント項目の洗い出しを頑張りたいと思います。

最後にこれまでの記事のリンクを掲載いたしますのでご興味がありましたらそちらもご覧くださいませ。
お付き合いいただきありがとうございました。



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