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【死生観編】死ぬ準備できてますか?というお話

わたしは
看護師の仕事を10年以上続けています。

たくさんの「死」を目の当たりにしてきました。
6年間三次救急病院で働いていたので、
1回の夜勤中に3人お見送りした経験もあります。
日勤帯の勤務で、
受け持ち患者さんと「午後お髪を洗いましょうね」なんて約束していたけれど、お昼前にベッドサイドのポータブルトイレで排尿直後に心停止して倒れ、笑顔で約束してくれたその女性の上にまたがって思い切り心臓マッサージした経験もあります。残念ながら助からず…

大好きだった芸能人の自死や
交通事故での突然死、他殺、、
病気以外にもいつなんどき訪れるかわからない「死」
誰もが平等に「死ぬこと」が決まっている
遅いか早いか

…キューブラロスの
「死ぬ瞬間」大好きな名著ですので
ご興味ある方一読されることをおすすめします…



時々お見えになる100歳超えのおじいちゃまおばあちゃまは、今の時代珍しくもないわけですが、
わたしとしては、

…本当に本当によくぞここまで
生きておられた(´・ω・`)
奇跡だわぁ〜…

と感じられます。
失礼な言い方になるかもしれませんが、
体感的には

…なにこの奇跡の生き物!!!(敬意を持って)…

というレベルで
\\神さま//のような
神々しさまで感じられるほどです…

この前救急車でいらっしゃった104歳の女性の方も、そのような感想を持ちました(すみません、わたしなりの感受性でそう感じ、素直なままに表現しているだけです。言葉遣いお許しください)

…大正生まれか〜(ˊฮ̴ .̫ ฮ̴ˋू)˚
大正の時代に、おぎゃーおぎゃーって赤子として産まれてきたわけだよね〜(ˊฮ̴ .̫ ฮ̴ˋू)˚…

…ついつい
感動したことから色々発想を飛ばして妄想してしまう癖があるのです…

それでね( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

私には愛する夫と
5歳の娘と3歳の息子がおりまして

自分もいつなんどき
突然死んでしまうかわからないわけなんですね

病院勤めして
いくつものケースを見てきましたが
患者さんがお亡くなりになった後
残された家族はゆっくり悲しんでいる時間がないほどに忙しくなります( ˊ̱˂˃ˋ̱ )辛

家族を集め(家族がいれば恵まれているほう)
葬儀屋さんを手配し(多くの場合どこの葬儀屋さんに依頼するか決めていないためなかなかばたつきます)
親戚に連絡をしまくり(長男長女さん大変そうです)
お孫さんたちはただただ唖然と立ち尽くし(実感沸かないよね、不思議な感じだよね、「死」ってなんだろうて感じだよね)

なんとか葬儀屋さんを決めて(たぶん大手有名どころで近場で…といったところ…きっとテキトウ…忙しいもんね、一通り形になれば、ね、うんうん)
お亡くなりになって1時間後くらいには迎えにきてもらうことがほとんどです(三次救急病院だからかしら…申し訳ない…すぐにベッドをあけたいのです…次に救わなければならない大病の患者さんは次々担ぎ込まれてきますゆえ、空きベッドの確保はかなり重要なのです…申し訳ない、なるはやでお引き取りいただきたいわけなのです…冷たいよね、でも現実なの)
葬儀屋さんはだいたい二人組の男性で黒いスーツを着ていてタクシー運転手さんみたいな白い手袋はめてて、なんだか顔色悪そうな感じで(ごめんなさい、素直な感想なのです)、とても悲しそうな表情を作り込んで登場します…(そうじゃないケースもあると思いますが、私の経験上こんな感じでした)


何が言いたいかと言いますと

普段からもっと自分の「死」について
考えて準備しておこうよ〜
٩( )و

ということ。

「自分はいつなんどき死んでしまうかわからない」

わたしは、現在31歳ですが

両親に
「わたしと○○○(夫)が2人で車で出掛けている時に2人とも交通事故で亡くなってしまったら葬儀屋さんの連絡先と費用のことはファイルにまとめてあるからね。養育費は保険手続きで○○万/月手に入るからね。子どもが23歳までお金出るようにしてあるよ。子どもたちのことよろしくね。ファイルはここにしまってあるよ」って
伝えてあります。親は少し、縁起でもないって顔してあまり真面目に聞いてくれていない雰囲気でしたが…(きっと多くの人がそうなんだろう)

「死」を語ることをタブーとするカルチャー
少しずつ変わりつつありますね
「終活」とか「エンディングノート」とか
昔より当たり前に語れるようになってきましたね。


わたしが死ぬ準備として
やっていることをご紹介( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

  • 毎年自分の誕生日に死と向き合うエンディングノートを更新する(更新って大事よ!!)

  • 葬儀屋さんを決めて葬儀費積立(毎月1500円無理なくね)

  • 掛け捨て死亡保険(必要額は人によって異なるでしょう)掛け捨てだと低コストですむのでいいし、子どもが自立するまでの期間でかけています。

  • ↑これらの資料を夫婦で1冊ずつファイルにまとめてナンバリングし、目次もつけて、死亡時はここの葬儀屋へ連絡、保険請求は何番〜何番等と指示をつけています。

  • 普段から自分や夫の弔い方を考え、時々意見交換する(散骨が安くてエコらしいねぇ〜とか、お別れの言葉は○○ちゃんに読んでもらってねとか)

  • 「死」を語らえる友人と時々「死」や「弔い」について意見交換する(貴重な友人がいて感謝)

  • 100万円以下の現金貯金を子ども名義の口座に貯めてます(死後の銀行凍結が面倒だからです)

いわゆる
早めの「終活」
早いうちからはじめると

・自分の死を見つめることでこれから生きることに前向きになれます

・残された家族への負担を減らせます

・家族と様々な相談や会話をすることで
家族との絆を深めることつながります

いいこといっぱいだなって思います(灬ºωº灬)

とても長くなりました。
さいごまでお読みいただいて
ありがとうございました
(灬ºωº灬)


…「死」「弔い(とむらい)」
を考えるにあたり
とてもいいエッセンスになります
私の愛読書です( ˊ̱˂˃ˋ̱ )ご参考まで…


ではでは(๑˃̵ᴗ˂̵)

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