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【エッセイ漫画】動物を連れてくる時の注意点【動物病院の日常】

こんにちわ、中村ありす(@alicetti1214)です。

過去に、動物看護師として働いていた時の動物病院の日常や知識を、漫画「動物病院の日常」という形でお伝えしていこうと思います。

「どんな人が働いているの?」「動物病院ってどんなところ?」など、これから動物を飼おうと考えている人や動物病院への就職を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

動物病院の豆知識「動物を連れてくる時の注意点」

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動物病院には犬や猫など、様々な動物が集まります。

また、普段とは違う場所に連れてこられたため、極度に緊張や興奮をしてしまう動物が多い傾向があります。

そのため、動物病院内で動物同士がケンカをしたり、暴れ出したりする可能性があるのです。

自分や動物、周囲の人達がケガをしないために、「万が一」の可能性を減らす工夫を心掛けましょう。

今回は犬と猫、それぞれを動物病院に連れてくる際の注意点を紹介します。
犬や猫を飼っている人はぜひ参考にしてみてください。

犬を動物病院に連れて行く場合

犬を動物病院に連れて行く場合、首輪やハーネス、そしてリードをしっかりと外れないように付けましょう。

そして、動物病院内ではリードを短く持ち、犬が自分の傍から離れないようにします。

他の動物に対して吠えてしまったり、病院が怖くてスタッフに咬みつく可能性がある場合は、犬が落ち着いているうちから口輪をつけるのがおすすめです。

ただし、口輪はサイズが合っていないと簡単に外れる可能性があるので、必ずピッタリのサイズを選びましょう。

猫を動物病院に連れて行く場合

猫を動物病院に連れて行く場合、動物用のキャリーケースに入れましょう。

猫は少しでも隙間があれば飛び出せるので、獣医師がキャリーケースから出すように指示するまでキャリーケースは開けないようにしましょう。

猫にとって動物病院が初めてだったり、慣れない場所や人が苦手だったりする場合は、猫を洗濯用ネットに入れてから、キャリーケースに入れるのがおすすめです。

暴れることを事前に防ぐ効果があるため、スムーズに診察・治療ができますよ。

動物エッセイ漫画「病院に来れば皆暴れる」

動物を初めて飼う人や、家では大人しい動物を飼っている人に多いのが、「ウチの子は大人しいから大丈夫」という発言です。

しかし、ほとんどの動物(特に猫)は慣れていない場所や人、多くの動物に囲まれて緊張・興奮・怯えてしまい暴れます。

動物が暴れてしまうと、その日の診察・治療は基本的にできないため、後日再来院してもらう必要があります。

また、動物は命がけで暴れるので、スタッフや動物自身がケガをする可能性があります。

安心・安全に動物病院を利用する、そして動物にツライ思いをさせないためにも、動物病院に動物を連れて行く際は十分に注意をする必要があるのです。

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「ウチの子は大人しいから大丈夫!」

…全然大丈夫じゃないし。
大人しいのは「家」での話であって、
「動物病院」での話は別でしょう?!

いいから黙って「万が一」に備えてから来院するんだ!


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