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HEIC/HEIF/HEVC画像や動画ファイル等をWindowsで開くための拡張機能の注意点について

 iPhoneやiPadで撮影した画像など、Windowsで開けないことがあります。
 これは、iOSの画像や動画などの保存形式が、高圧縮率の「HEIF/HEVC」という形式のフォーマットやコーデックを採用しているからです。

High Efficiency Image File Format

Wikipedia

HEVC / H.265 / MPEG-H Part 2

Wikipedia

 既製品の Windows10 以降のOSが入っているPCなどは、すでに上記の形式ファイルをデフォルト状態で開けることが多いのですが、すべての既製品PCで開けるわけではありません。また、自作PCなども対策が必要になります。
 これについて、マイクロソフト公式から HEIC/HEIF/HEVC 画像や動画ファイルなどを開くための無料の拡張機能が用意されています。Windows10 以降のOSであれば、「Microsoft Store」からマイクロソフト公式の拡張機能をダウンロードすれば見られるようになります。
 しかしながら、この拡張機能について注意点があり、そのままではファイル開けない場合があります。また、有料の拡張機能に誘導される場合もあります。
 まず、以下の拡張機能を「Microsoft Store」からダウンロードし、インストールします。

HEIF 画像拡張機能

Microsoft Store

 上記の「HEIF 画像拡張機能」をインストール後、画像に関しては、開けるようになると思う人がいるかもしれませんが、以下の「HEVC ビデオ拡張機能」がないと、画像のみでも開けないことが多いです。
 なお、Windows からの案内や「Microsoft Store」検索ですと、公式の有料版「HEVC ビデオ拡張機能」が案内されます。そのため、以下のリンクから公式の無料版「デバイス製造元からの HEVC ビデオ拡張機能」をインストールする必要があります。

デバイス製造元からの HEVC ビデオ拡張機能

Microsoft Store

 
 上記の2つのマイクロソフト公式の拡張機能をインストール後、HEIC/HEIF/HEVC 画像や動画ファイルなどを Windows で開ける状態になります。


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