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【連載小説+あとがき+エッセイの勉強中】恋愛ファンタジー小説:気づいたら自分の小説の中で訳あり姫君になっていました(53)+あとがき+エッセイの勉強中「保護猫のYouTubeと阪神応援」

前話

 スティーナを取り合いしていると、大神官様がやって来た。この方めったに外へ出ない方じゃなかったの?
「これはこれは可愛い女の子ですな。ウルガー様とゼルマ様のお子ですか?」
「違います!」
 二人同時に言い放つ。
「冗談ですよ。拾い子とはこの子ですな」
「スティーナというの。私が名前をつけたの」
「すぐ変わるけれど」
「ウルガーは余計な事言わなくていいの!」
 思いっきり足を踏んづけてやる。
「いてっ。ゼルマは暴力的だなー」
「その女性を妻にするんだけど?」
 まだ、マチルダ様の件が尾を引いている私がちろん、とウルガーを見る。
「あー。大神官様。その子をそろそろこの保育器に入れないと」
 逃げたわね。にらみつけるけれど効果なし。お母様はやっぱり一件あったのね、という視線。大神官様は何やら考えておられる様子。
「おそらくは闇の物語師の子、じゃな」
「では、長はウルガーからスティーナに?」
 私が聞くと首を横に振られる。
「持ち物を拝見してわかったが、闇の物語師の末筋の子のようじゃ。隣国にも物語師はいるんじゃ。ベアトリス王妃殿下はそれよりも直系に近い。ウルガー様が長、のままじゃ」
 スティーナを保育器に入れるとすっと眠りに入った。それにしても小さい。抱き上げた時の軽さと言えば悲しいほどだった。ミルクを飲めなかったのかもしれない。あのお母さんには何があるのかしら。考えてスティーナを見ていると黒い聖獣が一匹ぽわん、と出てきた。闇の物語師の聖獣だ。
「わ。可愛い子が出てきたー」
 触りたくる私もひっくるめて、保育器に近づいてくぅん、と鳴く。
「スティーナに何かあるの?」
 優しく聞くと、触りたい、という意思が伝わってきた。
「スティーナに触りたいの? さっき、おねむに着いたばかりだから、今日はここで見守ってあげて。明日、また来てくれる? 容態が安定するとマチルダ様の娘になるの。また名前も変わるわ。私の所に来れば連れて行ってあげるから」
 おひっ、とウルガーが突っ込む。
「俺の責任ではまかないきれないよ」
「いいわよ。私の責任にしてもらっても。この聖獣とスティーナはきっと何かあるのよ。赤ちゃんは無意識の塊だから」
「塊?」
 お母様とウルガーが不思議そうに聞き返す。ほんと似たもの親子ね。大神官様だけがわかってるという顔をしている。
「純真無垢な赤ちゃんは聖なる子として無意識とつながっているのよ。たまに、捨てられたり、遺棄されることもある、赤ちゃんよ。まさに、お母さんと死に別れたスティーナは神的な子となるの。この子が、これからの物語師の歴史を変えるかもしれない」
 ちょっとまて、とウルガーが言う。
「俺とゼルマが婚礼することで新しい系譜が生まれるんじゃなかったのか?」
「それは事実じゃ。ただ、新しい要素が出来たことはかわりないな」
「大神官様の言う通りよ。スティーナが、この子が、この国の未来を担っているかもしれないわ」
 そう言って保育器で眠っているスティーナを見る。
 まるで、何も知らない赤ちゃん。だからこそ、無意識の反映、元型としてこの私達に影響を与えるのかもしれない。正となるか負となるか。それはまだわからない。ただ、可愛い女の子に育って欲しいと祈った。母を失う悲しみは知っている。もう一人の母を持ってすくすくと愛情を受けて育って欲しい。切にそう願った。


【あとがき】
現在、三つ見て聞いて千手観音様してます。昨日欠勤し、今朝も寝込んでいたのですが、スマホをいじっているとニュースで猫ちゃんの画像に行き、そこでまた保護猫の家庭を画像になさってる方のところに行き着き、阪神がまだだったので、見続けて、阪神中継が始まっても気になって見ているという。のでこの画面を見ていることで三つの画面が開いているという。更新だけで必死で、執筆には至らないという。書きたいんだけどね。いつか猫飼いたいなーというのもあり、育て方見てある程度成長した段階でないと無理だな、と思いました。毎日数回のミルクはあげられません。いつか成長した保護猫さんを飼いたいな。大人の。一緒に居る時間は少なくなるし、子猫のかわいいときは見られないけれど、身の丈に合った時間の使い方を考えるならそうなるんですよね。と。これはエッセイの部分ですね。スティーナと黒の物語師の話も書きたい。スピオフストーリーとして書くかもしれません。か本編に。兄、トビアスに役割を奪われほぼ出番がないんですが、何かストーリーがありそうなので瞑想して得ます(笑)

【エッセイの勉強中】
右足が、いつも左足をかばって寝ていたせいで膝を痛めてしまって寝込んでました。なにかと、スマホをいじって阪神中継を待っている間野球の画像から保護猫に行き、それから2時間ほど見続けてます。丁寧な解説付きで、(字幕)よくわかりました。簡単に飼えない。そう思います。これまで二匹の子猫を我が家は育てましたが、子猫なのに離乳食も与えず、親猫用のご飯をあげている我が家でした。その頃はねこまんまとご飯をあげる家も少なくなかったです。なくなったのももう十年以上前です。ちゃんと霊園に行ってお経を上げてもらって合祀してもらいました。母はペットロスにかかったと明かしています。二年も。当時と今の育て方の違いにびっくりす。ハムちゃんを育てていたときに得た知識も猫と共通しました。この頃は必死で育てました。注射器で薬をあげたり目薬差したり。でも、いつもいられないから居ない間になくなってしまうこともあります。飼うのはそれが哀しくて熱帯魚に変えたのですが、(ハムちゃんは最後まで面倒見ました)猫の画像を見るとやっぱりほしい。傍に居てほしいなと思います。でも熱帯魚飼っている間はだめでですね。猫ちゃんが襲う。家猫はなかなか襲いませんが、野良から家猫になると野生が残っているので襲うんですよ。夕食の焼き魚を上の子は襲ってたので魚には要注意なのです。ですから両立はしません。費用、も保険も、いろいろありますからね。そして阪神ヤクルト同点。いつ逆転が起きる??? 応援できない私。猫に心もってかれてます。この王宮に猫いれようか。アニマアニムスとすれば猫も必要。女性は猫のシンボルがあるんです。うーん。ま。とりあえず、猫と阪神に戻ります。猫とポケモンスリープには助けられた。中継終わったー。番組表と違う。今、付け直すとやってた。どういうこと? フジはなくて関西テレビは1時間延びている? 申告敬遠されても近本選手にもどってフォアボール。チャンスです。私はそろそろ執筆の準備します。春霞で何か書きたいんだけどなぁ。猫にはまりそう。


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