いつも最後にはどうにかなる
昨日、娘のバレエスクールの、
プロを目指している上級生たちのクラスの
コンサートがあり、娘と一緒に行って来た。
娘は前からこの舞台を観るのを楽しみにしていた。
観ながらお腹がすくと集中できないからと、
少し早めに出て2人で夕食を食べて
さて会場に入ろうとして、
入り口を抜けながらチケットを見たら、
なんと今入りかけている会場とは
違う会場名が書いてある!
「ごめん、ママ、場所間違えちゃったみたい!」
と慌てて言うと、全て私任せだった娘が
「えっ⁈ じゃあホントはどこ?」
と鋭い目つきで聞く。
GoogleMapで急いで会場名を検索すると、
そこから徒歩11分の場所だった。
時刻はちょうど開演11分前!
小走りで行けばギリギリ間に合う計算だが、
すぐに「疲れたー」と言う
娘の足では何分かかるか…?
とにかく急ごう。
なぜか私よりも先を走っている娘。
最悪遅れて入るのもやむを得ないと思ったが、
娘は遅れたくないらしい、と察知した。
しかしなぜ違う会場だと思い込んだのだろう、
あ、娘も初舞台で出演する、
クリスマス公演の会場と混乱したんだ。
それにしても徒歩で移動できる範囲の間違いで
まだよかった…などとごちゃごちゃ考えながら、
GoogleMapをチラ見しては娘に道を教えて、
在宅勤務でなまりまくった身体に鞭打って、
頑張って走った。
やっと会場に着き、エレベーターに乗ったら、
乗り合わせた外国人女性から
英語で込み入った質問を受け、更に混乱しながら
彼女が行きたい場所を探して案内し、
ようやく受付にたどり着いた。
そしてギリギリ開演直前に着席し、
安心した瞬間に幕が上がった。
なんとか間に合ったからよかったが、
遅れて最初のシーンが見られなかったりしたら、
娘は怒っただろうな…と思うと身震いした。
娘は怒ると怖くて、しばらく機嫌が直らない。
あぁ、なんとかなってよかった。
このように最終的にはなんとかなるって、
私の人生には多かった気がする。
以前、編集の仕事の取材で、
1度だけカメラマンの手配を忘れたことがあった。
現地に行ってからビデオを撮れない! と
青ざめてクビを覚悟したが、
その時取材スタッフの誰かが運よく
ICレコーダーを持っていて、
音声は撮らせてもらえたので、なんとかなった。
会社に戻って上司に報告したら、
怒られずに「ツイてるねー」と感心された。
実はその会社の入社面接では、
「自分は運がいい方だと思いますか」
という質問があり、私は昔から
めちゃくちゃ運がいいことを実感していたので、
「はい!」と、そこだけは自信満々に答えて
笑われたのだが、それが実証されたのだった。
他にもたくさん、書き切れないほど、
失敗してもなんとかなった経験はある。
誰かに見守ってもらってるんだろうなと感じる。
天国在住の母かもしれないが、
母が亡くなる前から運はよかったので、
ほかの方も見守ってくださってそう。
何人もいらっしゃるのかも?
いつもうまくいかせてもらって、
毎日に感謝しなきゃね、と改めて思った。
それにしても私は小さい頃はしっかり者で、
おっちょこちょいではなかったのだけど、
いつからこういうキャラになっちゃったんだろう?
認知機能の衰えじゃないといいけれど…。
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