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瞑想の3段階トレーニング

「一日一回は瞑想の時間を取っている」「ヨガで瞑想の練習をしている」・・・あなたの周りで瞑想に取り組んでいる方はいますか?

心の健康やマインドフルネスといった考え方が世の中に浸透して、著名人や経営者などが取り組んでいることで、注目されている瞑想。何となく瞑想と聞いてイメージは持てつつも、どのように行うのか?トレーニング方法はあるのか?と気になっていた方もいるのではないでしょうか。

私が学んできたヨガ哲学では、瞑想には3段階あり、段階を踏んで達成されるものだ、と書かれています。今日はこの「瞑想の3段階トレーニング」について紹介したいと思います。

<ステップ1> 一つの対象に「集中」

いきなり瞑想しようとしても難しいです。何からしたらいいか分からない、何分やってみようか、と思い始めてしまったら、意識がそちらに向いてしまいます。そこで、目を閉じても感じられる一つの対象に集中することが第一段階とされています。おすすめは、呼吸です。吸う吐くの繰り返しを、吸う、吐く、吸う、吐く、と心で唱えながらやってみます。まずはこれを1〜2分くらいできることを目指します。慣れてきたら、五感を使えるような、香りや音に集中するのも良いと思います。リラックス効果もあるので私も好きです。

<ステップ2> 一つの対象に長く集中する「瞑想」

呼吸や香り、音といった一つの対象に集中する感覚を掴めるようになったら、その集中している時間をより長くしていきます。このステップ2は意外と難しいです。数分なら集中できても、時間が経つと意識が別のところに向かってしまいやすいです。どこか違うところに向かってしまったら、それに気づき、戻ってくることを繰り返します。

<ステップ3> 瞑想しようという意思さえも手放す「深い瞑想」

集中しよう、意識が離れてしまっても戻そう、ということさえ考えずに深くリラックスしている状態。ここまで来ると、立派な瞑想状態に入っています。この状態は、ヨガ哲学では、「自己が自分自身に定まった状態」「対象という対象はすでになく、心と対象が一体になっている状態」といった表現があります。自分自身に寛いでおり、何も縛られていない、そんなひとときを過ごせた後はとても幸せであり、その後に取り組むことに集中しやすかったり頭が冴えてひらめきがあったりするなど・・・瞑想の効果と言われているものです。

ここまで3段階を見てきて、いかがでしょうか?ステップ3はかなり難しいです。正直、私もステップ3まで来れたことはあるのか?と言われたら完全な自信は持てないくらいに。でも、ヨガをして、瞑想に取り組む時間は、私にとってとても貴重で幸せな時間。目を開けて戻ってきた時には心が満たされています。

人によっても、集中の仕方、感じ方、瞑想状態、瞑想から戻った感覚、違うと思いますが、そんな時間を一緒に作ったり、サポートできるようなことを前回のnoteでも書いていた「問いかけ」でやってみたいな。

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