【読書アウトプット_3】『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』(改訂版) 著書:ロバート・キヨサキ


『金持ち父さんの 若くして豊かに引退する方法』(改訂版) 
  著書:ロバート・キヨサキ

【本について】
ロバート・キヨサキさんシリーズでも、特にページ数が厚い本です(汗)。
収入の質を4つに分けた「クワドラント」の右側に属する、『金持ち父さん』側のB(ビジネスオーナー)や、I(投資家)に向けての内容です。
E(従業員)やS(自営業)とは異なる考え方や心構え、B・Iで活用していしていく「レバレッジ」と、それを投資で活用していくとどうなるのかが書かれています。

【アウトプット】
『若くして豊かに引退』
子供の頃に、習い事や部活を引退した経験のある人は結構多いと思います。
では、社会人になってから「転職」を見越した退社ではなく、会社員そのものを辞める退職を考えたことはありますか?しかも、それは将来の定年退職ではないのです。「若くして」さらに「豊かに」ですよ。

ロバート・キヨサキさんの本シリーズを読み始めるまでは、そんなこと考えたこともありませんでした。できたとしても、それはもともとの才がある人や、親から引き継いだという人だとしか思いませんでした。しかし世の中には、それを実現させている人がいます。本からは金持ち父さんや息子さんのマイク、ロバート・キヨサキさん(奥さんのキムさん)他、彼らのEからS、SからB、BとIへの過程を進むための、心構え・考え方・言葉・行動を変え、レバレッジを適切に利用していくことが必要だとしています。

しがないOLをしている私はE(従業員)となり都内で働いていても、B(ビジネスオーナー)やI(投資家)の人と日常接することもなく、経済news等やドキュメンタリーでお見かけする程度です。マスメディアでみる俳優さんや女優さんみたいなそんな距離感がありました。※もどきの人は何人か出会いましたが。。。

本書の終盤のフレーズを先に落とします。
「若くして豊かに引退するプロセスは、身体的なプロセスという以上に、頭脳的で感情的なプロセスであること。」

父がTVを見ながら「日本の常識は、世界の非常識」とよく言っていましたが、少しそれに似ているなと思いました。私のようなEが当たり前と思っていることや言葉・行動はEの世界にいるからで、B・Iの世界では当たり前ではないのです。

それを示す質問です。
Q.借金は人を貧乏にしますか?
→金持ち父さん(B・I)の人の答えは、借金は必ずしもきみを貧乏にしな
    い。  

本書から離れますが「キャッシュフローゲーム」では、たくさんいい借金をして、たくさんいい資産を買って不労所得を生み出し、総支出を上回ることを実施していくゲームです。ここでは借金は悪いことではないのです。
B・Iの人達と同じように「良い借金」と「悪い借金」の違いを体感できます。

「レバレッジ」の力の利用も、B・Iでは息を吸うくらい重要なことです。
レバレッジを尊重し、賢く、慎重にしていけるかが、金持ちになる人とそうでない人がいる理由ともいわれています。これはお金だけでなく、頭脳、プラン、言葉にもレバレッジを効かせていくことが必要です。ビジネスを立ち上げるためには、OPM(他人のお金)とOPT(他人の時間)のレバレッジを使うし、投資にも使います。

とはいえですが、投資の部分は何度か読み返しましたが、これは実際にやってみないとということで、やや置きにしますが、投資家とトレーダーの両面を持ち、自分の資産をいかに損失から守るかを学ぶことが必要だとされています。逆に、貧乏な人が貧乏である理由の一つは、自分自身を大事にしていないからだとも言われています。

今の私でも読み砕いで、明日からではなく、今からできることは、使う言葉や考え方をレバレッジとして利用できるように訓練していくことです。
私が社会に出たときはまだ「気合い」で何かをしていく時代でしたが、今学んでいることは、見る視点、考える視点を変えるために、自分のコンタクストを合わせて広げることも必要です。

ここでもう一度立ち止まって、これまでの経験と今日学でいることや経験していることは、今の私(あなたには)どんな種類の所得のためですか?
私(あなたは)普段どんな言葉を使っていますか?それは新しくてスピードがありますか?

不労所得とポートフォリオ所得を人生の一部とした瞬間、給与が必要なお金の奴隷人生から解放されて、自由を手に入れて裕福度は変わります。

みなさんも、金持ち父さんが言ったように「最初の一歩は、どのような世界に住みたいかを決めること」をやってみましょう!!!

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