見出し画像

介護保険の認定を受けずに介護保険外サービスを使う理由

こんにちは、アルゴです。今日も介護保険外サービスのお話。

今月は新たに5名のお客様と契約をしました。順調に増えて少しずつ忙しくなってきています。そのうち1名は毎週定期的に2〜3時間サービスをご利用していただけるとのことです。

今までゴミ捨てや通院の付添がメインでした。
ゴミ捨ては人数が多くとも、半分ボランティアのように少額です。
そして、通院付添は一人のお客様でたくさん収入を得られますが、不定期なので回数によって月の収入にバラつきがあり、安定はしません。

なので、毎週決まった時間に2〜3時間使ってくれるお客様を確保できたのは非常にありがたいです。


今回、定期的に使ってくださるというお客様Aさまは60代と若いです。『家事援助』をお願いしたいということでした。

家事援助だったら介護保険の訪問介護を使ったほうがはるかに安いのですが、その方は認定も受けていないそうです。

今まで自立して生活をしていたのですが、今年に入り急激に体調を崩し入院〜手術。そして在宅に戻ったものの、今までの自立した生活を送れず、急遽サービスを探し、私の事業にたどり着いたようです。

当然、退院時に病院のソーシャルワーカーからも介護保険の事を聞いていたと思います。それなのにAさまはなぜ認定調査を受けなかったのでしょうか?(今後受けつるもりもないそうです)

理由は、「認定を受けたとしても、よくても要支援にしかならない」と言われたからだそうです。
確かにAさまは、保険を使っている人からしたら元気だし、下手したら要支援すらつかない可能性もあります。
要支援がついたとしても、結局使えるサービスにも限りがあります。

いや、それでも認定を受けるに超したことはないと私は思うのですが、認定が降りるまでにも結局時間がかかるのが面倒で、今すぐサービスを使いたかったようです。

そういう理由があって介護保険外サービスを使ってくださいます。私としては自分のサービスを使ってくださるのは嬉しいし、それ以上、保険の認定については何も言いませんでした。その人の自由ですしね。

私が今まで契約をしていたお客様は、基本的に介護保険の認定を受けている人で、ケアマネジャーの方がついていました。そして、1名を覗いてはケアマネジャーからの問い合わせで契約につながっています。



私は去年開業して以来、今回のようなケースは初めてでした。きっと地域にこのような、
●保険を使うまでもないし、認定申請をしたとしても要介護がつかない
●でも、自立はしていない。誰かの援助を受けなければ今までの生活が維持できない
・・・という方はけっこういるのでしょうね。

まぁ、本来、そのようなお客様がたくさんいると見越して、保険外サービスを一人でやる決意をしたのですけどね。
(*´∀`*)

これでケアマネジャー以外に大病院のソーシャルワーカーともつながったので、同じ病院からの紹介も期待できます。

今まで営業先は居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、地域コミュニティくらいだったのですが、今後は病院という選択肢もあるな…と勉強になりました。


サポートですか・・・。人にお願いするまえに、自分が常に努力しなくては。