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くるみ~Mr.Children...泣けたわ

ねぇ くるみ
この街の景色は君の目にどう映るの?
今の僕はどう見えるの?

ねぇ くるみ
誰かの優しさも皮肉に聞こえてしまうんだ
そんな時はどうしたらいい?

良かった事だけ思い出して やけに年老いた気持ちになる
とはいえ暮らしの中で 今 動き出そうとしている
歯車のひとつにならなくてはなぁ
希望の数だけ失望は増える
それでも明日に胸は震える
「どんな事が起こるんだろう?」
想像してみるんだよ

ねぇ くるみ
時間が何もかも洗い連れ去ってくれれば
生きる事は実に容易い

ねぇ くるみ
あれからは一度も涙は流してないよ
でも 本気で笑う事も少ない

どこかで掛け違えてきて
気が付けば一つ余ったボタン
同じようにして誰かが
持て余したボタンホールに
出会う事で意味が出来たならいい
出会いの数だけ別れは増える
それでも希望に胸は震える
十字路に出くわすたび 迷いもするだろうけど

今以上をいつも欲しがるくせに
変わらない愛を求め歌う
そうして歯車は回る
この必要以上の負担に
ギシギシ鈍い音をたてながら
希望の数だけ失望は増える
それでも明日に胸は震える
「どんな事が起こるんだろう?」
想像してみよう

出会いの数だけ別れは増える
それでも希望に胸は震える
引き返しちゃいけないよね
進もう 君のいない道の上へ


偶々、流していたTVでやっていた、ミスチルの特集。

ミスチルをリスペクとするアーティストが選んだ楽曲にその想いを語る番組構成で、ゆずの北川 悠仁が選んだ楽曲がこれだった。

それまで、俺の好きなinnocent worldや名もなき詩、Tomorrow never knowsなどが紹介されていたが、北川 悠仁曰く、くるみは音楽も歌詞もミュージックビデオも完璧と断言すると紹介されて流れた冒頭のシーンと歌詞、音楽に心を鷲掴みにされた。

直後に改めてYouTubeで動画を探して、歌詞を改めて読んだら、涙が止まらなかった。

何か、ここに書いてきた自分の中に有ったものや、今、自分が置かれている環境…
そんなこと全てがこの1曲に全部詰まっている気がして、この記事を書いた。

冒頭の歌詞にもある様に、

『誰かの優しさも皮肉に聞こえてしまうんだ
そんな時はどうしたらいい?』

とある様に、人の優しさが皮肉に聞こえた時期も有ったし、

『良かった事だけ思い出して やけに年老いた気持ちになる
とはいえ暮らしの中で 今 動き出そうとしている』

正に、いま自分が感じている心境、そのものだったり…

何て言うか、偉そうなこと言って生きて来ても、やっぱ、社会の歯車だったっていう現実を知ったり…

『希望の数だけ失望は増える
それでも明日に胸は震える』

『出会いの数だけ別れは増える
それでも希望に胸は震える』

とあり、最後に…

『出会いの数だけ別れは増える
それでも希望に胸は震える
引き返しちゃいけないよね
進もう 君のいない道の上へ』

と結ばれている。



そうなんだ、もう引き返しちゃいけないんだって…


何か、この曲を聴いて、歌詞を噛み締めていたら…

色んな抱えていた不安だったことが、涙と共に流れ去って…

ふっと、心が軽くなって気がした。



ミスチル、いや、桜井 和寿って人はヤバいよ。




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