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現実的な仕事の効用

こんばんは、アレクサンドリアです。

退職することにした、とnoteに書いてから長きにわたりますが、ようやく実際の勤務のゴールが見えてきました。
そして、今まで自分がやっていた仕事を、次の人に引き継いでいくので、かつてほどの、こなすべき量はなくなってきました。

それでふと、「なんだか、この世とあの世の間にいるみたいだわ。」という言葉が出ました。
この世とは、仕事をしている今の状況。あの世とは、辞めた後の状況です。

もっとも、退職後もいくつかプランがありますが、まだ未定です。

同時に、こんな状況は、今まで生きてきて初めてだ、と思いました。
どういうことかと言うと、これまでずっと、卒業や人生のルートを変えるときは、次の具体的な進路を決めてから動いていたので、はっきり決めない今の状況はとても新鮮なのです。

「いいじゃない、色々選べて。私は(まだ学生の子がいるので)まだ頑張らなきゃ。」と同僚は言います。

確かに、こういう境地になったのは、娘がもう社会人だから、経済的なことを今までよりは考えなくても済むようになったから、というのが大きいかもな、と思いました。

ただ同時に、頭と身体の筋トレも必要に感じました。
好きなことだけだったら、多分使わないような筋肉や脳細胞を使うということが、こういった仕事の効用でもあります。

実際、今日、冷房が効いているとはいえ、ボーっとしそうな頭がシャキッとしたのは、数字を点検する作業のときでした。

そういった意味からも、やはり現実的な仕事もしないとなあ、という風に感じられた一日でした。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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