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好かれるのが仕事ではない

昨日の日記の続きになります。読んでない方は是非読んでいただきたいです。

人間嫌われるより、好かれる方が居心地がいいと感じる瞬間が多いでしょう。自分もあまり人に流されずに、思っていることをストレートに口にするタイプですが、嫌われるのが好きと言うわけではありません。

昨日の話を少しすると、一緒に遊んでいた男の子たちが、近くでダンスをする女の子たちをバカにする態度で楽しんでいたのでその子たちと一緒にいることをやめました。

自分も子供の頃頑張っている人や、楽しんでいる人をバカにしてきて過去があるからこそ、その行為は決していい事ではないと、子どもに伝えなくてはならない立場にあります。

一生懸命な姿を応援できない人って、自分が一生懸命になれないことを正当化するための防御策でやってると思うんですね。僕は子どもが何かに一生懸命楽しめるようにサポートするのが仕事だと思っています。

きっと昨日強く言った「笑う必要はない!」その言葉にイラッときた男の子もいたでしょう。この日本人何言ってんだ?と思った男の子もいるでしょう。

マダガスカルのこの小さな村、教育機関で働くものして、子供との距離感ほど生活に大切なものはないと言っても過言ではありません。

しかし、「子どもに媚びるためにここにやってきたわけではありません。」

何かに一所懸命になること、努力すること、楽しむこと、その手段が体育であれば喜ばしいことですが。運動、スポーツ、勉強でもなんでも、自分から進んで何かに取り組めるならそれでいいんです。

それがこれからの人生の何かしらのキッカケになれるならそんな嬉しいことはありません。

しかし、昨日の行為が本当に正解だったかは自分では判断できません。男の子たちの意見を聞かなかったこと、バカにしている姿を見た後のフォローが充分ではなかったことも自覚しています。

昔から無理に好かれようとするのも、媚びるのも好きではありませんでした。その上部な感じの居心地の悪さが気持ち悪いから。
大人になって仕事をすると、人付き合いが仕事の出来を左右する現実に直面しました。

マダガスカルに来て人に好かれようとしている自分の姿を客観的に見ると、違和感を感じるようになってきました。

きっとこの2年間で何度か揉めることもあるでしょう。それが子ども、マダガスカルの未来につながると思ったら正直に意見しようと思っています。






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