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マダガスカル191日目

良いニュースがありました。
公立小学校で行われていた先生の研修が終わって明日から通常授業の開始です。行われていた研修は新しく先生になる人のための最終試験の様なものでした。何度か体育の授業を観察させていただいたけど、思っていたよりもどの先生も具体的な指示をしていたり、扱う運動の種類も充実していて、驚きました。
日本同様に先生によって指導スキルの違いや、能力の差があることがわかりました。それを埋めていくための研修制度があることに関心です。

本日も昨日同様にプライベートスクールでの体育実施でした。
今日の驚きは数人の子供たちが、右手と左手を正しく認識していなかったことです。大人になれば、間違えることもほとんどなくなりますが、子供にとってそれは当たり前のことではないんですね。
自分の当たり前を基準に指導した場合に起こる問題のほとんどが思い込みであり、他人の立場や能力を考慮すれば解決できる問題ということです。

先生という立場は子供に教えるだけでなく、子供から教わる立場と思っていました。
けど別に子供は教えてくれているわけではありません。先生が気づいて、生徒の意図や思いを汲み取っているだけです。先生とか生徒とか全く関係なくて、人は他者との関わりで何かに気づいて、自分なりの答えを探そうとする生き物なんです。

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