見出し画像

チェザネーゼ

こんにちは。全世界12ヶ国のワインを扱うインポーター【アルコトレード】です! 

ただ今定期的に【ブドウ品種】をテーマにご紹介しています!

本日の品種は【チェザネーゼ(Cesanese)】

「チェザネーゼ!知らねーぜ!」と言いたくなるマイナーな品種かもしれません。(笑)

イタリアの中部で首都ローマのあるラツィオ州の唯一の赤ワインの土着品種です。


名前の由来は首都ローマ郊外のチェザーノという町説や、森林を伐採した土地から生まれたという単語のチェザエが語源とも言われているそうです。

古くから権力者や古代ローマ法王、ゲーテにも愛されたという逸話など長い歴史を持ちます。

現在この品種のワインはラツィオ州ではいくつかのDOCGやDOCに認定されています。

実は、チェザネーゼは3種類あります。
改良品種で収量が多く、比較的色調が淡くタンニンが控えめな「チェザネーゼ・コムーネ」
最も古い歴史を持ち、色調とタンニンが強く長期熟成に向く「チェザネーゼ・ダッフィーレ」
近年発見された一番新しい「チェザネーゼ・ディ・カステルフランコ」
ちょっと舌かんじゃいそうな名前ですね!(汗)


出来上がるワインは深いルビーレッド。やや濃い目の色調。
カシスやベリー系の果実の香りが主体で、ほのかなスパイスのアロマを持ちます。

滑らな酸とタンニン、豊かな凝縮感のある果実味と、まろやかな旨味、長い余韻。

ミディアム~フルボディが中心で親しみやすく、幅広く食事に合わせやすいワインとして現地では飲まれます。


本日は、ラツィオ州、ローマ県にあるワイン産地フラスカティ(フラスカーティ)から1本ご紹介いたします!

ラツィオ州のフラスカティと言ったら白ワインが有名ですね。

穏やかな地中海性気候で、夏は暑く乾燥しますが、秋の成熟期でもたっぷりと日照を得ることができるため栽培に適した土地です。

カリウムを多く含む水はけのよい火山性土壌からは、素晴らしい赤ワインも育ちます。

San Marco

サン・マルコ

ウンベルト・ノタニコーラと醸造学者のブルーノ・ヴィオロが、詩人ゲーテが「楽園」と呼んだフラスカティで最も有名でこの土地らしいワインを造るという目標を共有して生まれたワイナリー。現在は彼らと、その息子たちも一緒に働いています。環境・陸海省が共同出資したプロジェクトによりワイン生産過程で大気中に放出されたCO2排出量を測定することが可能になり、環境に配慮したワイン造りに活かしています。

San Marco, Solo Cesanese
サン マルコ ソロ チェザネーゼ

アルコール 13%
フルボディ
チェザネーゼ100%

火山に由来するカリウム、リン、マグネシウムが豊富な土壌で、日照に恵まれ風の強い丘陵地帯。
グイヨ仕立て。栽培密度:1㌶あたり4000本。手摘みで収穫後入念に選果。

濃縮感のあるエレガントな香りが豊かに広がる。味わいはドライでまるみがあり、粘性のある質感。


合わせる郷土料理は

ローマの名物料理の牛の第二胃袋トリッパ(ハチノス)の煮込みの「ローマ風トリッパ」
こちらは日本のイタリアンでも定番のワインのおつまみ!


豚のほほ肉の塩漬けのグアンチャーレ、羊のチーズのペコリーノをたっぷり使ったトマトソースパスタの「アマトリチャーナ」
もちろん、「カルボナーラ」もローマの定番料理!
豚肉とチーズの旨味たっぷりでワインがすすみますね!


仔牛肉に生ハムとセージをのせ、楊枝でとめて焼く「サルティンボッカ」
お家飲みで作ったらちょっと気分上がりますね!


食欲の秋!
美味しいワインに美味しいお料理で秋の夜長を楽しんでください!


みなさんのアルコトレードトラストのワインを楽しんでいる写真などあったらSNSで
#アルコワイン #alcowine つけてUPしてくださいね!
今夜もアルコトレードのワインで「乾杯!!🍾」

#マックスの大冒険 #社長をキャラ化 #葡萄の木 #アルコトレードトラスト #アルコトレード #ワイン商社 #ワインインポーター #インポーター #ワイン #ワイン好きな人と繋がりたい #ワイン好き #ワインスタグラム #wine #alcotradetrust #alcotrade #ワイン勉強中 #ソムリエ試験 #ソムリエ #ワインで世界旅行 #ヴェネト州 #イタリアワイン #イタリアワイン好きと繋がりたい #イタリア好き #チェザネーゼ #ラツィオ州  #土着品種 #イタリア料理