アブルッツォ州へ妄想ワイン旅行

AlcotradeTrust

2022年2月14日 13:20

こんにちは。全世界12ヶ国のワインを扱うインポーター【アルコトレード】です！

旅することのできない時期にお送りしている【妄想ワイン旅行シリーズ】
では、アルコトレードが取り扱いのある全12か国のワイン産地をご紹介しています！

今回はイタリアの【アブルッツォ州】です！

アブルッツォ州はイタリア中南部、ちょうどブーツの形のイタリア半島のふくらはぎとくるぶしの間くらいのアドリア海沿岸にある州で、州都はラクイラ。

ブドウ栽培に適した地は「丘の数だけワインがある」とも言われる多彩なワイン生産地で生産量も多いです。

大半を占めているモンテプルチャーノ・ダブルッツォとトレッビアーノ・ダブルッツォのワインはコストパフォーマンスが高いことで日本でもお馴染みですが近年はペコリーノ、パッセリーナなどの土着品種も近年人気となっています。

西側にはイタリアの背骨アペニン山脈があり、国立公園をはじめとした雄大な山々とアドリア海に囲まれた自然豊かな州です。

魚介や肉や野菜をふんだんに使った海の幸と山の幸をいかした郷土料理やパスタからお菓子までたくさんの名物があり、同様にそれに合った様々な種類のワインがあります。

今日はアルコトレードのアブルッツォ州の2ワイナリーをご紹介いたします。

Caldora Vini Srl　カルドーラ・ヴィーニ

1994年設立
面積：3～4ha
生産量：2400万本

ワイン輸出会社と「オルトーナのワイン協同組合」が共同運営する会社。優秀な農学者、栽培担当、醸造家が技術チームを率いています。標高約3000mのグランサッソ山とマジェッラ山、そしてアドリア海岸が近接する丘陵地帯のため、冬は寒く、夏は日中暑く夜は冷たい潮風が吹くという気候が特徴です。コストパフォーマンスが高く、約30カ国に輸出、専門誌やワインコンクールで高い評価を得ています。

Ortonese Trebbiano d’Abruzzo DOC
オルトネーゼトレッビアーノダブルッツォ DOC
トレッビアーノ 85%、マルヴァジーア 15%

Ortonese Sangiovese Merlot Puglia IGT
オルトネーゼサンジョベーゼメルロプーリア IGT
サンジョベーゼ 50%、メルロ 50%

Ortonese Montepulciano d’Abruzzo DOC
オルトネーゼモンテプルチャーノダブルッツォ DOC
モンテプルチャーノ 100%

Citra　チートラ

1973年設立
面積：6000ha
生産量：2700万本

アブルッツォ州ワイン生産量の30％を占めるイタリア中部最大規模のワイナリー。畑はキエーティ南北に広く分布、海岸から山岳地帯の変化に富んだ土地で、土壌は粘土質と石灰質です。ぶどう品質管理のため、衛星からも畑の観察や、気候データ解析をしています。栽培担当はその情報を畑でタブレットを使って確認し、適切な時期に必要な仕事ができるようになりました。大学との共同開発など、新しい挑戦にも積極的です。ISO9002取得。

Pecorino Spumante Brut ‛Rino’
ペコリーノスプマンテブリュット ‛リノ’
ペコリーノ 100% スパークリングワイン