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ロワール地方の大霜

アルコトレードと取引のあるフランスのロワール地方プイィ フュメの生産者、
Régis Minet(レジ・ミネ)よりこんな写真をいただきました。


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ロワール地方では4月にもかかわらず「数十年に一度の大霜」とも呼ばれる物凄い寒波により、連夜霜が降りて気温がマイナスまで下り、ブドウをはじめとする農作物が被害を受けたそうです。

この画像は畑を守るために、藁を燃やしたり、ろうそくに火をつけたり、焚火で霜対策を行ったりと、様々な方法で畑の温度上げてブドウの木を守っている様子です。

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アルコトレードが取り扱うのはRégis Minet(レジ・ミネ)の
Pouilly Fumé, Vieilles Vignes
プイィ フュメ、 ヴィエイユ ヴィーニュ

https://alcotrade.com/pouilly-fume-vieilles-vignes/


設立は1937年。
栽培は環境保全型農法、リュット・レゾネ(Lutte raisonnée )。
必要な時だけに最低限の化学肥料や農薬などを使用する事から減農薬農法、または対処農法減農薬栽培、合理的対応と呼ばれた環境に配慮したワイン造りと方法で作業を行います。


品種はソーヴィニヨン・ブラン

12区画の畑は粘土質石灰岩とキンメリジャンマール泥灰土の2種で構成されています。

フュメとは燻製や煙でいぶしたという意味で、また火打ち石を打ったようなミネラル感も感じさせます。


大陸性気候で夏と冬の気温差が大きく概ね冷涼なため、フレッシュでシャープな酸があり、
風土由来の爽やかさと複雑さがあるプイィ・フュメらしさだけでなく、こちらは果実香や華やかさもあるワインに仕上がっています。


樹齢は25-30年。1ヘクタールあたりの収量は55ヘクトリットル。
この畑の情報を拝見した時、そんな古木を守りたいし、収量も減らしたくないと思いました。


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4月初旬は冬季の休眠を経たブドウの木が活動をし出して新しい芽吹き出す頃。

厳しいロワールの冬の間にも、次のシーズンのワインを想い、我が子のように手入れをしてきた生産者たち。

被害が拡大せず、早く暖かい春が来てくれることをお祈り申し上げます。



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