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【底辺SE転職日記】在職中に転職活動すべき?

転職活動にまつわる疑問。「在職中にするか、辞めてからするか」。

転職活動を考え始めたとき、もちろんその問題についてはググっていた。ほとんどの転職サイトでは在職中の転職活動を進めていた。理由は、金銭面でキツかったり、いつまでも決まらないと焦って内定を貰うことがゴールになってしまう、というのが挙げられていた。そして転職者のほとんどが在職中に転職活動をしている。

ところが困ったことに、私はなんでも自分で体験しないと信じないタイプ。社会の大多数が同じような意見であろうが、自分はきっと大丈夫だと、転職活動を始める前に勢いで会社を辞めてしまった。

そして今月から面接を受け始めて学んだことは、「在職中に転職活動すべきと言う意見は、正しかったかもしれない・・・」ということである。

理由は、面接で「なんで退職しちゃったの?」という質問に答えなければならないという手間が一つ増えてしまったからだ!

面接官的には、在職中に転職活動をしている人の方が偉くて、辞めてから転職活動する人は逃げてる人に見られているみたいだ。だからすでに退職をしている場合は上記のような質問が投げかけられる。実際、先週受けた面接で「キミ、会社辞めて、今何か作り出してるの?」と聞かれた。プログラミングは勉強しているけれど、とくにアウトプットを出すというレベルまで到達していない私は回答に窮してしまった。すると、「会社辞めて、今なにも作り出していないで、いったいキミは何してるの?収入も無いし、大丈夫?」とバカにしたように笑われてしまった・・・。そうか、退職した身分だと全く社会に貢献していない人間として扱われるのか、と言うことを実感した出来事だった。

そういうわけで、もしかしたら在職中に転職活動すべきだったかも・・・?というちょっとした後悔が沸き上がってきている次第だ。たしかに、目標としていた5月入社が現実的でないことも分かってきて、焦る気持ちもじわじわと湧いてきた。

ただ一方で、もし今在職中だったら、結局転職をあきらめて会社にとどまることを選択してしまっていたかもしれない、とも思う。私は面接がすごく苦手で、誰かに自分をジャッジされてる感が本当に本当につらいと感じる。だから、いくつか面接うけてうまくいかなかった場合、おそらく転職をあきらめて会社にとどまるという選択をしてしまっていたかもしれない。実際、4年くらい前に転職活動をしたときはまさにそのパターンだった。それに、平日の夜とかに面接があると、そのことで頭が一杯で、日中の仕事が手につかなかった。

そういうわけで、在職中も退職後も、どちらもメリットとデメリットはある。

私は、もしまた数年後に転職活動をすることになったとしたら、おそらく在職中にやると思う。というか、常日頃職務経歴書をアップデートして、リンクトインやその他エージェントに登録しておくことで、自分の市場価値を常に図れるようにしていこうと思う。それでもし良い企業にスカウトされたりしたら、フットワーク軽く転職する、そういうのが理想だと思った。

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