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育休から復帰したデザイナーの遠山さんに現在の働き方を聞いてみた!

ALCHEMYにはどのような人達が働いているのか?普段の仕事内容やそれぞれの役割を掘り下げ、ALCHEMY社員のリアルな声をお届けします。
今回は、デザイナーの遠山さんにインタビューしました。

仕事内容について

──出向先ではどのような業務を行なっていますか?

現在の出向先は健康食品・美容商品を扱う事業会社です。そこで私は、ECサイトのUI・UX改修、商品のLP作成、メールマガジンのデザイン作成など、幅広いデザイン業務に携わらせていただいています。

ワークライフバランスについて

──遠山さんは、ALCHEMYで初めて産休・育休制度を利用しましたよね!
産休・育休中の生活や時間の使い方はどのようにされていましたか?

産休に関しては、実は突然の出産だったのでほぼ取得していないんです…。
当時、産休予定日より前に急遽入院になり、当然仕事も出来なくなりました。突然の入院で会社や出向先の皆様にはご迷惑をおかけしましたが、「仕事の事はこちらに任せて大丈夫」とALCHEMYの皆さんからも出向先の方からも心強い言葉をかけていただき、仕事面の事は気にせず、出産に臨めました。予定していた期間ではない産休になり、ALCHEMYにはイレギュラーな手続きの対応もしていただき、感謝しています。

育休は、10ヶ月間取得しました。生活としては、赤ちゃん中心の生活です。
仕事をしていないことへの焦りや、復帰後にまたデザイナーとして働けるかという不安があったため、育児の合間を縫って動画編集セミナーに参加するなど、スキルアップに努めていました。

会社の福利厚生であるスキルアップ手当やAdobe CC補助は、育休中でも利用できる制度です。国から給付される育児休業給付金の額は給与より低いのですが、福利厚生のおかげで金銭的な不安がなく育休中も学習できた事は、私にとって大きなメリットでした。

──仕事に復帰する前に、準備していたことなどありますか?

記憶が新しいうちにと、妊娠〜復帰までのフローをテキストにまとめていました。私は会社で初めての育休取得者だったため、制度や手続きについて何も分からず、情報収集に苦労しました。その経験から、今後の産休・育休取得者がスムーズに手続きを進められるようにという思いで取り組んでいました。
また、妊娠前から、社長の都築さんや社員の「産休・育休に関する制度づくりを進めたい」という声を受け、「産休・育休制度推進チーム」のメンバーに加えていただいていました。

私がまとめたテキストは、「産休・育休制度推進チーム」の皆さんや人事の方にも確認いただき、ALCHEMY White Boxや社内向けNotionにも公開されています。

個人的な取り組みを汲み上げていただいたのは、ライフステージが変わっても長く働いてもらいたいという会社の意向とチームの協力があってこそです。

──仕事と子育てを両立するために、どのような工夫をしていますか?

現在は、仕事と子育てを両立しやすいように、8:30〜17:30の稼働時間でリモート勤務が可能な案件に配属していただいています。場所や時間の条件に恵まれていることが、仕事と育児の両立に役立っていると感じています。

とはいえ、フルタイムの勤務なので工夫もしています。忙しくても子どもには栄養のある食事を与えたいので、ミールキットを利用したり、休憩時間にお風呂掃除をしたりして、家事の時短を図っています。

独身のときは、夜ご飯がアルコールとスナック菓子だけで済んだり、シャワーは朝に浴びればいいやという生活でも成り立っていましたが、子どもがいるとそうはいきません。

仕事の楽しいところ

私は元々、絵を描いたり何かを作ったりすることが大好きで、全く苦になりません。そのため、グラフィカルなデザインを作成している時間がとても楽しいと感じます。

また、「デザイナー」と一口に言っても制作物のジャンルや種類は様々です。デザイナーという職種であれば、幅広い業種に関われることがその醍醐味だと思います。実際に私もいくつかの案件に関わる中で、社会の解像度が上がりました。例えば、シニア向けサービスの案件に携わることで、シニアの関心ごとや悩み、現状を知ることができました。

参画中の案件によって、街やネットを見る時に自分が注目するポイントが変わるなど、日常生活に飽きが来ない点も、私にとって仕事の楽しさの一つです。

今後チャレンジしたいこと

現在はUI・UX改善を含む案件に本格的に関わっていますが、スキル不足を感じる場面もあります。UI・UXの面でも頼りにされるように、知識のインプットを継続していきたいです。

また、個人的に動画制作の仕事もしています。私は、覚えた操作を使い回して新しい表現を取り入れない傾向があります。それでも、最近は複雑なテキストアニメーションを作ってみたいという気持ちが湧き上がっており、その熱が高いうちに学びたいと考えています。

アート的な側面だと、趣味でイラストを描いてAfterEffectsで動かしています。作品がある程度揃ったら、ALCHEMYのメンバーを誘って展示会を開いてみたいと思っています。密かに、家の最寄りにあるギャラリーの金額を調べたりもしています…。

好きなリフレッシュ方法

年に三回ほど舞台を見に行くことと、週一回のマシンピラティスがリフレッシュになっています。
舞台は特に劇団四季が好きです。お客様が目の前にいる中で失敗が許されない状況下でも、素晴らしい舞台を届けて感動させる役者やスタッフのプロ意識を目の当たりにすると、自分も仕事を頑張ろうと思えます。
ピラティスは疲労対策で始めたのですが、スマホから離れ、自分の呼吸や体の感覚に集中する時間は、ある種の瞑想のようで、気持ちも体もリセットできます。どちらも心からお勧めしたいです。 笑

遠山さん、ありがとうございました!

今後もALCHEMY社員にインタビューを実施していきますので、ぜひ楽しみにしてください。


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