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マネジメントの意味・目的・計画

マネジメントとはビジネスシーンのあらゆる場面で求められる能力であり、
ここではマネジメントの意味・目的・計画について
SIプロジェクトの例を交えながら簡単に整理します。

マネジメントとは

最も有名な定義としてはドラッカー「マネジメント」による

「組織に成果を上げさせるための道具、機能、機関」

であるが、組織とは会社であり、プロジェクトであり、個人に対しても適用され
最大限に効果が発揮される仕組みや手段を計画し、実行することです。

マネジメントの目的

マネジメントの目的は計画された目標に沿って組織を運営することです。
その際に気にしなければいけないことはリソースの運用です。
リソースとは「ヒト・モノ・カネ・情報」を指し、
これらを効率的に運用していくことが求められます。

マネジメントの計画

マネジメントにおいて最も重要なことは計画です。
計画をわざわざ太字にしていたのはそのためです。
計画がどれだけハッキリしているか、リスクが明確になっているかで
運営の成否が大きく左右されます。

プロジェクトの目標

プロジェクトではまず最初に目標を設定します。
SIにおける目標は主にQCDの観点で整理することが多いです。

品質目標

ソフトウェア開発においては国際規格ISO/IEC 9126(JIS X 0129)において、
機能性,信頼性,使用性,効率性,保守性,移植性の6つの特性と、
それぞれの品質特性をさらに細分化した21の副特性が定められています。

コスト目標

予算達成率を管理したり、追加・変更に対する管理を適切に行うことで
コスト目標の達成を目指します。

納期目標

スケジュールの目標を設定し、適切に管理します。

成長目標

チーム、個人の成長目標を設定します。
ツールを導入した開発やコミュニケーションの効率化による生産性、品質の向上目標や、
プロジェクトを通じた個人の成長目標を設定しておきます。

目標に沿って具体的な運用方法を計画していきますが、
ここが曖昧になると指針を見失い、失敗するプロジェクトへと繋がっていきます。
次記事では以降詳細な計画について書いていきたいと思います。

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