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オフィスアルベロ レシピ集

※ 新フォーマットに合わせて、初期の頃の記事を、順次調整中。見えやすく読みやすくしていきます。 料理脳を鍛えよう! レシピは、料理の謎解き本。食文化もお伝えします。 男女問わ… もっと読む
料理教室17年目。(料理の仕事30年) 毎月、レシピ4記事(水曜日 or 木曜日予定)+ α(不定… もっと詳しく
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#魚料理

【レシピ】まぐろのタルタル ☆ いつものお刺身をひと工夫

私達、日本人もよく食べる「まぐろ」。 南イタリアで、よく食べられていて、特に、シチリア島・西端に浮かぶ小さな離島群・エガディ諸島(Isole Egadi)のひとつ、ファヴィニャーナ島(Favignana)が、マグロ漁で有名です。 マグロ追い込み漁の「マッタンツァ(Mattanza)」。 ファヴィニャーナ島の名物として、以前は、5~6月の観光ツアーにも組み込まれて、人気だったそうですが、危険を伴う漁でもあり、2007年に取り止めとなりました。 それでも、まぐろは、よく食べ

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【レシピ】魚の塩釜焼 ~旬の白身魚を使って~ ☆ 覚えておくと重宝します

今回は、お魚バージョン。 冬に向けて美味しくなる「めばる」を使います。 他に、鯛、いさき、いとより、がしら等でも大丈夫。 その時期の、旬の白身魚を、用意しましょう。 内臓をきれいに取り除いた白身魚を、頭付きで、丸ごと、塩衣で包んで オーブンで焼いていきます。 工程は、とても簡単。 オーブンで焼き上げてから、塩衣をはがして、器に盛り付けるところは、 見栄えもするので、パーティー料理にも使われています。 それでは、作っていきましょう! 最後に、手書きの「料理手順書(工程

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【レシピ】さんまのリングイネ・レモン風味 ☆旨みたっぷり!爽やかな一品です

前回、ご紹介した「さんまのコンフィ」。 これを使って、レモン風味のパスタを作っていきます。 ぎゅっと旨みが凝縮されたコンフィを使うと、また一味違います。 レモン風味にすることで、さっぱりと食べて頂けますよ。 もちろん、さんま(生)でも作れます。 その場合の変更点等も含めて、説明していきますね。 是非、秋ならではのパスタを味わって頂きたいです。 それでは、作っていきましょう! 最後に、手書きの「料理手順書(工程のみ)」「料理用語のイタリア語」を、添付しています。 **

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【レシピ】さんまのコンフィ ☆作り置きしておくと重宝します

今回は、秋の味覚・さんまを使います。 イタリアでは、あまり見かけない魚のひとつ。 私が住んでいたトスカーナ州では、一度も、見かけたことがありませんでした。 イタリア語で検索すると、アゴーリィア(agoglia)、コスタリデッレ(costardelle)で、ヒットしますが、 「さんま」というよりも、「サヨリ」に近いでしょうか。 このサヨリ似の魚は、イタリア本土と、シチリア島との間のメッシーナ海峡付近で、揚がるそうです。 (フランス語では、さんまは「scombrésoce」

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【レシピ】いかとトマトのイカ墨スパゲッティ ☆ イカ墨の風味が堪りません

引き続き、オイル系のパスタをご紹介します。 今回の、メイン食材は、いか。 イカ墨が練り込んであるスパゲッティも、使います。 教室では、以前、手打ちパスタ(タリアテッレ)を作る時に、イカ墨を練り込んで捏ねてもらい、この時は、あさりのソースで仕上げてもらいました。 今回は、市販の乾燥パスタ「イカ墨のスパゲッティ」を使います。 お近くのスーパー等で見かけなくても、ネットで入手できます。 しっかりとイカ墨の風味が感じる事ができて、美味しいですよ。 イカ墨の風味を、美味しく引

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【レシピ】帆立て貝とズッキーニのスパゲッティ ☆ 料理脳を鍛えよう!

今回は、8月に紹介した「ズッキーニとトマトのスパゲティ」の応用編。 これから、冬に向けて、美味しくなる帆立て貝を加えていきます。 帆立て貝を、ひとつ加えるだけですが、全体のバランスを考えて 調味用などを、変更・調整していくと、さらに美味しく仕上がります。 こういう「工夫」を繰り返し、考えていく事で、料理脳が鍛えられます。 「料理」は、本来、好きなように行うクリエイティブな作業、 「ものづくり」のひとつです。 ゆくゆくは、レシピに頼らずに、ご自身の好きな味わいの料理に仕上げ

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【レシピ】いかとセロリのサラダ ☆ 初夏にピッタリ!爽やかな一皿です

幼い頃から苦手だったセロリ。 その私が、イタリアで、セロリを食べることが出来るようになり、 今では、サラダ等にも使うようになりました。 特に、印象的だったのが、サルデーニャ島の西部・ボサ(Bosa)で食べた 「いかとセロリのサラダ」。 サルデーニャ島特産のからすみ(Bottarga)の美味しさもありましたが、 セロリの香り、食感が堪らなく、美味しかったのです。 今回は、いか、セロリに、じゃがいも、きゅうりも加え、ハーブが軽やかに香る、爽やかな一品に仕上げています。 是非

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【レシピ】魚醤シリーズ⑥ ベトナム風・海老パン

魚醤シリーズ・第6弾。 前回に引き続き、ベトナム料理をご紹介します。 スナックとしても食べられている海老パン。 ベトナム語で「バインミーチントム(bánh mì chiên tôm)」と言います。       ※ パン(bánh mì)chiên(揚げた) tôm(海老) 魚醤を加えた海老のピューレを、パンに塗り、揚げたもので、 ベトナム、タイ等の東南アジア、そして、日本、中国や台湾などでも、 多少、材料が違うものの、ほぼ同じような調理法で作られている 海老パンがあります

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【レシピ】魚醤シリーズ⑤ 海老の生春巻き ☆野菜がたっぷり食べられます

初夏になると、無性に食べたくなる、生春巻き。 魚醤を使ったヌクマムソースをつけて食べると、たっぷり、生野菜を摂ることができます。 魚醤シリーズ・第5弾として、今回、ご紹介します。 ****************** 本場・ベトナムで食べた生春巻きは、香りの強いパクチー、ニラ等が、 一緒に包まれていましたが、今回は、それらは入れずに仕上げていきます。 包む野菜のメインは、これから、さらに美味しくなるレタスです。 一年を通して、出回っていますが、夏にかけて、とても瑞々

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【レシピ】いわしのパスタ ☆ヴェネト郷土料理のいわしソースをご紹介します

前回に引き続き、北イタリア・ヴェネト郷土料理(州都:ヴェネツィア)を、もう一品、ご紹介します。 いわしのパスタです。 いわしのソースは、とってもシンプル。 でも、これが、いわしの旨みたっぷりで、美味しいのです。 水の都ヴェネツィアで食べた「いわしのパスタ」が、忘れられません。 本来「ビゴリ(Bigoli)」というロングパスタ、専用製麺機「トルキオ(Torchio)」で作られるヴェネト州の伝統的パスタと合わせていきます。 「トルキオ」は「圧搾機」のことで、 オリーブの実

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【レシピ】いわしの甘酢漬け ☆ヴェネト州の郷土料理です

ヴェネト料理と言えば、必ず、名前が挙がる料理のひとつで、 ご家庭でも、お店でも、良く作られている「いわし料理」です。 いわし好きの私も、良く作りますし、 以前、訪れたヴェネツィア・トルチェッロ島で食べた「いわしのサオール」は、やはり定番の美味しさでした。 材料さえ揃えてしまったら、調理工程は、とてもシンプル。 翌日のほうが、味が馴染んで美味しいので、前日に作ることができます。 ホームパーティー、持ち寄りの食事会などにも、重宝しますよ。 いわしが苦手、という方は、鮭(サー

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【レシピ】あんこうと蕪のクリームソテー ☆ 冬の味覚も、そろそろ食べ納め

寒い冬の味覚・あんこう(Rana Pescatrice)。 イタリアでも、食べられている魚です。 アドリア海側の魚というイメージが強いですが、トスカーナ州で働いていた時も、たまに入ってきたあんこう。 その時、残ったアラや、白身魚を使った賄いが忘れられなくて…。 その味を思い出しながら、仕上げた料理、レシピです。 あんこうは、骨付きでも、身のみでも良いですし、他の白身魚でも作れます。 そろそろ食べ納めになる、蕪とあわせてご紹介します。 「あんこうは、いつも、お鍋」という方は

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【レシピ】さばの棒寿司 ☆ 今が旬!鯖を美味しく食べましょう!③

「今が旬!鯖を美味しく食べましょう!」第三弾。 しめ鯖を作ったら、やはり、さばの棒寿司まで、仕上げてみたいもの。 今回は、すし飯のポイントも押さえていきます。 しめ鯖から作って、棒寿司まで作るのは、ちょっと大変…と思われたら、 しめ鯖は市販のものにして、すし酢を市販のものにして、等々。 ここは、割愛してと、その時、ご自身ができる範囲で、材料を準備してもらっても大丈夫。 是非、ハレの日メニューとして、応用編として、活用してもらいたいです。 それでは、作っていきましょう!

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【レシピ】しめ鯖 ☆ 今が旬!鯖を美味しく食べましょう!②

「今が旬!鯖を美味しく食べましょう!」第二弾。 「しめ鯖」を、ご紹介します。 大好きなサバのシーズンになると、良く食卓に登場する「しめ鯖」ですが、 お家で、簡単に作ることができます。 そして、漬かり具合など、自分の好みに仕上げることが出来るので、 一度、作ると、病みつきになるのですよね。 食中毒の原因となるアニサキス対策だけ、しっかりと押さえてもらえれば、決して難しくはないお料理です。 対策も併せて説明していきますので、新鮮なサバが手に入ったら、 是非、一度、チャレンジ

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