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オフィスアルベロ レシピ集

※ 新フォーマットに合わせて、初期の頃の記事を、順次調整中。見えやすく読みやすくしていきます。 料理脳を鍛えよう! レシピは、料理の謎解き本。食文化もお伝えします。 男女問わ… もっと読む
料理教室17年目。(料理の仕事30年) 毎月、レシピ4記事(水曜日 or 木曜日予定)+ α(不定… もっと詳しく
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記事一覧

【レシピ】柚子風味の抹茶のプチケーキ ☆柚子味にもできます

12月も押し迫り、クリスマス、年末年始の向けて、色々と準備を始める頃ですね。 今回は、店頭に並び始めた柚子を使って、プチケーキをご紹介します。 柚子だけでも、十分美味しいですが、ここに、抹茶も加えていきます。 ぐっと、よそ行きの味わいになりますよ。 使い終わった柚子の再利用法も、ご紹介します。 それでは、作っていきましょう! 最後に、手書きの「料理手順書(工程のみ)」「応用編」を、添付しています。 ****************** ☆関連・おすすめレシピ

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【レシピ】鴨肉とじゃがいものオーブン焼き ☆ クリスマス料理として、是非!

クリスマスといえば「チキン(鶏肉)」を食べる方も、多いですよね。 イタリアでは、各地によっても変わりますが、ラム(羊)、牛肉、七面鳥、 そして、鴨等々。 作り込む料理もありますが、「オーブン焼き」という、シンプルな料理法で仕上げることも多いです。 今回は、ご家庭でも、簡単に作れる「鴨肉とじゃがいものオーブン焼き」を ご紹介します。 これまで、鶏肉、豚肉、牛肉の「オーブン焼き」を、ご紹介してきました。 基本的な工程、大きな流れは同じですが、肉の種類によって、美味しく仕上げ

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【レシピ】サルトゥ・ディ・リーゾ(肉団子入り・お米のオーブン焼)☆ナポリ宮廷料理「ハレの日メニュー」です

かなり作り込む料理なので、日本では、あまり知られていませんが、 ナポリでは「ハレの日メニュー」として、ここぞ!という時に、 ご家庭でも作られているそうです。 是非、「Sartu` di riso」で、ネット検索してみて下さい。 美味しそうな写真が、沢山、見ることができますよ。 本来は、まず、トマト風味のリゾットを作ってから、肉団子などを用意して、仕上げていきますが、今回は、お家で作りやすく、かつ、活用してもらえるように、まず「肉団子のトマト煮込み」を作り、白ご飯と合わせて

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【レシピ】まぐろのタルタル ☆ いつものお刺身をひと工夫

私達、日本人もよく食べる「まぐろ」。 南イタリアで、よく食べられていて、特に、シチリア島・西端に浮かぶ小さな離島群・エガディ諸島(Isole Egadi)のひとつ、ファヴィニャーナ島(Favignana)が、マグロ漁で有名です。 マグロ追い込み漁の「マッタンツァ(Mattanza)」。 ファヴィニャーナ島の名物として、以前は、5~6月の観光ツアーにも組み込まれて、人気だったそうですが、危険を伴う漁でもあり、2007年に取り止めとなりました。 それでも、まぐろは、よく食べ

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定期購読マガジン「オフィスアルベロ レシピ集」終了のお知らせ

いつも、ご覧頂き、ありがとうございます。 さて、定期購読マガジン「オフィスアルベロ レシピ集」ですが、 2022年12月末をもちまして、一旦、終了させて頂きます。 2020年1月からスタートして、3年間。 計 270程のレシピ、食材について、紹介してまいりました。 3年間続けてこられた事、本当に、感謝しております。 スタート当初から、ご購読頂きました方々、そして、単発で、記事を購読頂きました方々、本当に、ありがとうございました。 残すところ、1ヶ月ではありますが、引き続

【レシピ】いちじくのチャンベッラ ☆ とっても簡単!クリスマスケーキとして、是非!

今回は、クグロフ型を使います。 切り分けた断面は、こんな感じです。 もちろん、普通のケーキ型、パウンド型でも作れますよ。 9月末に仕込んだ「ドライフルーツの洋酒漬け」も使います。 2か月漬け込んだ、ドライいちじくと、干しブドウ。 これが、本当に、風味良くしてくれるのです。 ドライフルーツの仕込みは、もちろん、今からでも、間に合います。 時間がなければ、市販の洋酒漬けを使っても大丈夫です。 そして、このレシピのお勧めポイントは「ただ、混ぜるだけ」の工程。 材料を、し

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1,000日連続投稿、達成しました!

「note」に初投稿したのが、2018年12月末。 そして、2020年2月から、本格的に書き始めて、先日「連続投稿 1,000日」となりました。 達成感もあり、やはり、嬉しいですね。 拙い文章を、いつも読んで頂き、本当に、ありがとうございます。 今後は、少しペースを落とすかもしれませんが、引き続き、情報発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

【レシピ】魚の塩釜焼 ~旬の白身魚を使って~ ☆ 覚えておくと重宝します

今回は、お魚バージョン。 冬に向けて美味しくなる「めばる」を使います。 他に、鯛、いさき、いとより、がしら等でも大丈夫。 その時期の、旬の白身魚を、用意しましょう。 内臓をきれいに取り除いた白身魚を、頭付きで、丸ごと、塩衣で包んで オーブンで焼いていきます。 工程は、とても簡単。 オーブンで焼き上げてから、塩衣をはがして、器に盛り付けるところは、 見栄えもするので、パーティー料理にも使われています。 それでは、作っていきましょう! 最後に、手書きの「料理手順書(工程

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【レシピ】さんまのリングイネ・レモン風味 ☆旨みたっぷり!爽やかな一品です

前回、ご紹介した「さんまのコンフィ」。 これを使って、レモン風味のパスタを作っていきます。 ぎゅっと旨みが凝縮されたコンフィを使うと、また一味違います。 レモン風味にすることで、さっぱりと食べて頂けますよ。 もちろん、さんま(生)でも作れます。 その場合の変更点等も含めて、説明していきますね。 是非、秋ならではのパスタを味わって頂きたいです。 それでは、作っていきましょう! 最後に、手書きの「料理手順書(工程のみ)」「料理用語のイタリア語」を、添付しています。 **

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【レシピ】さんまのコンフィ ☆作り置きしておくと重宝します

今回は、秋の味覚・さんまを使います。 イタリアでは、あまり見かけない魚のひとつ。 私が住んでいたトスカーナ州では、一度も、見かけたことがありませんでした。 イタリア語で検索すると、アゴーリィア(agoglia)、コスタリデッレ(costardelle)で、ヒットしますが、 「さんま」というよりも、「サヨリ」に近いでしょうか。 このサヨリ似の魚は、イタリア本土と、シチリア島との間のメッシーナ海峡付近で、揚がるそうです。 (フランス語では、さんまは「scombrésoce」

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【レシピ】肉巻きおにぎり ☆ 牛肉(甘辛だれ)、豚肉(生姜だれ)のふたつを、ご紹介

前回、ご紹介した「白ご飯の炊き方」。 今回は、その白ご飯を使って「肉巻きおにぎり」を、ご紹介します。 宮崎県発祥のファーストフード「肉巻きおにぎり」を、 お家でも作りやすいように、試作を重ねて、ブラッシュアップ。 ひと口大に切り分けたら、お弁当にも入れることができますよ。 牛肉(甘辛だれ)バージョン、豚肉(生姜だれ)バージョン、 2つのレシピに仕上げていますが、もちろん「たれ」を入れ替えても 美味しく仕上がります。 ( 牛肉・生姜だれ、 豚肉・甘辛だれ ) それでは、作

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【レシピ】鍋で、白ご飯を炊いてみましょう! 新米を炊く時のワンポイントもお伝えします

新米が、美味しい季節です。 今回は、炊飯器がなくても、白米を量る一合カップがなくても大丈夫。 鍋を使った白ご飯の炊き方を、ご紹介します。 今回は、staub鍋を使用。 蓋が重い鋳物のホーロー鍋で、熱伝導率が高く、圧力鍋のような感じで、 うまみを閉じ込めてくれます。 炊飯時間は、沸騰してきてから、弱火で約10分と、短時間です。 そして、計量する時に使う「一合カップ」がない時でも、 下記のような容器・カップ類を使って、水を量る時に困らない方法も、 お伝えします。 そして

【レシピ】栗のプリン ☆ 手作りマロンクリームで作る、濃厚で、素朴な味わいです

秋の味覚と言えば、忘れてはならないのが「栗(Castagna)」。 以前、ご紹介した手作りマロンクリームを使い「栗のプリン」を作っていきます。 ぷつぷつっと栗を感じる、濃厚で、素朴な味わいは、まさに、マンマの味。 もちろん、市販のマロンクリームを使って、滑らかなプリンを作ることも出来ますよ。 それでは、作っていきましょう! 最後に、手書きの「料理手順書(工程のみ)」「応用編」「料理用語のイタリア語」を、添付しています。 ***************** ☆関連・

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今年の栗の渋皮煮、出来上がりました!「利平栗」を、ちょこっと考察

今秋は、茨城県産「利平栗」を使って仕込んでいた「栗の渋皮煮」が、 出来上がりました! 今まで、丹波栗を使っていたので、同じ作業をしていても、その違いを感じ、これもまた、面白く、楽しかったです。 作業中、感じた私の印象を書き留めておきます。 ***************** ① 鬼皮(外側の固い皮)が、やや薄い 鬼皮を剥く時、専用の皮剥きバサミ「栗くり坊主」を使うのですが、 今までの感覚・丹波栗の要領で、ハサミ使うと、鬼皮の下の渋皮まで刃を入れてしまい、栗の実が見えて