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2019年8月の記事一覧

バロック様式のサン・マッテオ教会

バロック様式のサン・マッテオ教会

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.29>

レッチェ(Lecce)旧市街の中心から、レッチェ駅まで、2㎞弱。

駅に向かう途中、こちらも、バロック様式が美しいサン・マッテオ教会(Chiesa di San Matteo)にも、立ち寄ります。

曲線の美しいファザード(正面の装飾)には、バロックらしい彫刻が装飾されています。

内部は、意外とシンプル。
でも、祭壇は、「The バ

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バロックの傑作・サンタクローチェ聖堂

バロックの傑作・サンタクローチェ聖堂

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.27>

バロック建築が立ち並ぶレッチェ(Lecce)の街。
その中でも、必見の建築物のひとつは、こちら!
サンタ・クローチェ聖堂(Basilicata di Santa Croce)です。

15年前に訪れた時、この聖堂のファザード(正面玄関)の迫力に、圧倒されたのを覚えています。

地元の「蜂蜜色」を言われるレッチェ石を贅沢に使い、17世紀

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司教区博物館内のセミナリオの井戸

司教区博物館内のセミナリオの井戸

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.25>

ドォーモ広場(Piazza Duomo)には、もうひとつ、見ておきたいバロック彫刻(Barocco)がありました。

それは、司教館の並びにある、旧神学校(司教区博物館)の中庭にあるのです。

先程、チケットを買った観光案内所が入っている建物です。
中に入って行きましょう。

ピアノの音が聞こえてきました。
中庭に出ると、グランドピア

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レッチェのドゥオーモ&鐘楼

レッチェのドゥオーモ&鐘楼

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.24>

レッチェ観光は、やはり大聖堂・ドゥオーモ(Duomo)からスタート。

サントロンツォ広場から、ヴィットリオ・エマヌエーレ通り(Via Vittorio Emanuele)を歩く事、5分程。
左手に、パッと目に入る広場があります。
ドゥオーモ広場(Piazza Duomo)です。

広場に入ると、眩いばかりのバロック建築が立ち並びます

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サントロンツォ広場 & 古代ローマ円形劇場

サントロンツォ広場 & 古代ローマ円形劇場

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.23>

レッチェ(Lecce)の街の中心でもあるサントロンツォ広場(Piazza S.Oronzo)。

レッチェ旧市街は、この広場を拠点に、地図と照らし合わせながら散策すると、位置関係が良く分かります。
私も、何度も、この広場を行き来していました。

イタリアで、お馴染みの「石畳(Strada in pietra)」。
同じ石畳の道でも、街

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白亜の街・オストゥーニを散策

白亜の街・オストゥーニを散策

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.20>

オストゥーニ(Ostuni)の旧市街を散策しましょう。
まずは、丘の一番上にある大聖堂を目指します。

大聖堂の顔と言えるファザード(正面部分のデザイン)には、細かい彫刻のバラ窓(Rosone)、そして全体像も、女性らしい曲線のラインが美しいです。

15世紀に建てられたバロック建築で、教会の名前にも入っているサンタ・マリア・アッスン

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ヴォラーレ!!(ジプシー・キングス)

ヴォラーレ!!(ジプシー・キングス)

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.11>

ドメニコ・モドゥーニョ氏(Domenico Modugno)。
彼が、ポリニャーノ・ア・マーレ(Polignano a Mare)出身の有名人です。
誰?と思われる方も。

皆さまご存知、ビールのCM曲にも使われているジプシー・キングスが歌う「ヴォラーレ(Volare )」。
この原曲「Nel blu dipinto di blu(青

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