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2019年4月の記事一覧

ヨーロッパ最古の植物園 「オルト・ボタニコ」& パドヴァ大学

ヨーロッパ最古の植物園 「オルト・ボタニコ」& パドヴァ大学

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.34>

16世紀に、パドヴァ大学薬学部の付属薬草園をして造られたヨーロッパ最古の植物園「オルト・ボタニコ(Orto Botanico)」。

珍しい植物もたくさんあると聞き、訪れました。

ゆっくり見て歩くと1時間ほどで、見て回れる植物園です。

チケット売場のおじさんに
「あと、15分で昼休みになっちゃうけど、それでも良い?

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ガラス小皿・ミッレフィオーリ @ ムラーノ島

ガラス小皿・ミッレフィオーリ @ ムラーノ島

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.25>

ムラーノ島(Murano)で見つけた、ガラス小皿。
「ミッレフィオーリ(Millefiori)」です。

100年程前に、モレッティ兄弟(Moretti)が、古くからあるガラスの技法を復活させたもので、小さいガラス・ピースを敷き詰めて作り上げたもの。
「ガラスのモザイク画」とも言われています。

中央に模様のある細いガ

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ヴェネツィアングラスの島…ムラーノ島

ヴェネツィアングラスの島…ムラーノ島

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.24>

ヴェネツィア島巡りの最後は、
ヴェネツィアン・グラスで有名なムラーノ島(Murano)です。

ムラーノ島(写真・右手)が近づいてきました。
奥は、ヴェネツィア本土になり、サン・マルコ広場の鐘楼が見えますね。

早速、ムラーノ島を散策します。

さすが!ムラーノ!っと思うような、ガラス細工のオブジェが置いてありました。

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漁師とレースの島☆ブラーノ島

漁師とレースの島☆ブラーノ島

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.23>

遅めの昼食も終え、トルチェッロ島(Torcello)を満喫した後は、
漁師とレースの島、ブラーノ島(Burano)へ向います! 
「向う」といっても、ヴェネツィア本土への帰り道。
途中下船、という感じでしょうか。

ブラーノ島まで、ヴァポレットに乗っていると、手漕ぎの船が並走してきました。
上手に漕がれるお二人を、思わ

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トルチェッロ島のサンタ・マリア・アッスンタ教会

トルチェッロ島のサンタ・マリア・アッスンタ教会

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.21>

ヴェネツィアのトルチェッロ島(Torcello)。
船着場から一本道を歩いて、島の中心にある教会を目指します。

歩いて、15分程でしょうか。
島のシンボル、サンタ・マリア・アッスンタ教会(Cattedrale di Santa Maria Assunta)が、目の前に現れました!

7世紀に着工され、ヴェネツィア最古

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アカデミア美術館へ ☆ゴンドラが行き交う運河に架かる木製のアカデミア橋

アカデミア美術館へ ☆ゴンドラが行き交う運河に架かる木製のアカデミア橋

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.11>

ヴェネツィア(Venezia)での最初の食事、大き~なパニーノを食べた後に向ったのは、アカデミア美術館(Gallerie dell' Accademia)です。
こちらも、是非、見ておきたかった美術館のひとつ。

サン・マルコ広場から、ヴェネツィアのショッピング街通り・3月22日通り(Calle Larga ⅩⅩⅡMa

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ヨーロッパを、旅したブロンズ馬達

ヨーロッパを、旅したブロンズ馬達

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.7>

ヴェネツィア(Venezia)のサン・マルコ寺院内のガレッリア(Galleria)で、もうひとつ、どうしても見ておきたかったものがあります。

こちらです。

※ ガレリア内は撮影禁止なので、絵葉書でのご紹介になります

ブロンズの4頭馬は、紀元前4~3世紀頃に、ギリシャで造られた、と言われています。
本当の馬と一緒の大

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正に「黄金の聖堂」、サン・マルコ寺院内のモザイク画

正に「黄金の聖堂」、サン・マルコ寺院内のモザイク画

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.6>

ヴェネツィア(Venezia)のサン・マルコ寺院(Basilica di San Marco)。
寺院内部は、本当に驚きのモザイク画で溢れています。

内部は写真撮影が禁止されているので、絵葉書でのご紹介となります。

見てください。
この黄金、そして、黄金。
目が眩む~とは、この事。
すべて金色の切片で造られたモザイク

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パドヴァのドゥオーモ、そして、 ジョットの弟子・ジュスト・デ・メナブオイのフレスコ画で溢れる礼拝堂

パドヴァのドゥオーモ、そして、 ジョットの弟子・ジュスト・デ・メナブオイのフレスコ画で溢れる礼拝堂

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.35>

この日、朝一番に、スクロヴェニー礼拝堂で見学したジョット(Giotto)のフレスコ画。
実は、ここパドヴァ(Padova)には、もうひとつ、ジョットゆかりの場所があります。

大聖堂内も素敵ですが、私の目的は、その横、向かって右手にある「洗礼堂(Battistero)」。

この中には、ジョットの弟子・ジュスト・デ・メ

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パドヴァへGO!スクロヴェーニ礼拝堂

パドヴァへGO!スクロヴェーニ礼拝堂

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.29>

ヴェネツィア(Venezia)滞在3日目。
電車で1時間程の、芸術の街・パドヴァ(Padova)へ向かいました。
中世の時代に設立された、歴史あるパドヴァ大学も有名で、学生の街でもあります。

どうしても見ておきたかったフレスコ画が、あったのです。
ジョット(Giotto)のフレスコ画で溢れる「スクロヴェーニ礼拝堂(C

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