酒器研究家・知鳥(ちどり)

Note名;知鳥(ちどり)肩書:酒器研究家 東京・陶芸産地・京都3拠点生活。酒器をテーマに研究 酒器関連のご相談や講義なども受付ています。また、海外在住歴長く海外からのお問合わせにも対応しております。 酒器を堪能する会(不定期)主催。酒史学会・日本陶磁協会所属

酒器研究家・知鳥(ちどり)

Note名;知鳥(ちどり)肩書:酒器研究家 東京・陶芸産地・京都3拠点生活。酒器をテーマに研究 酒器関連のご相談や講義なども受付ています。また、海外在住歴長く海外からのお問合わせにも対応しております。 酒器を堪能する会(不定期)主催。酒史学会・日本陶磁協会所属

マガジン

  • 酒器の美学・魅力ある酒器とは?

    酒器の美意識 ● 酒器の魅力 ● 魅力ある酒器とは? ● 酒器の美学 ● 価値ある酒器とは? ● 酒器の価値基準とは

  • 酒器展・美術館・コンテスト情報

    ● 酒器がメインの個展 ● 美術館での展示 ● 酒器に関わるアワードやコンテスト情報

  • 酒器の作り手&産地シリーズ

    Mag4.酒器の作り手&産地シリーズ ● 酒器作り手(陶芸系がメイン) ● 酒器産地(陶芸系がメイン) など、ご紹介記事まとめ

  • 酒器の店&ギャラリーシリーズ

    酒器を入手できる場所についての解説記事 ● こだわりの酒器を手に入れたい! ● 酒器をコレクションしたい! ● 気になる酒器作家の作品をチェックしたい! 魅力的・こだわり酒器を扱うギャラリーやショップなど、実際に訪れたところの視察談・リアルな取材情報もまじえて、書いてます。

  • 酒器を語る本シリーズ

    酒器について知りたい!時はこちら。 雑誌・一般図書・論文・図録など・・ご紹介・解説シリーズ

最近の記事

酒器のコレクション・入門編【酒器の魅力シリーズ】

酒器を集めること・・ こんにちは! 酒器研究家のちどりです。 当記事にお越しいただき、ありがとうございます。 今回は、酒器の美学/酒器の魅力とは何か?シリーズで、 酒器を集めている(蒐集)  すなわち、コレクションしている方  =コレクター(蒐集家)がどのような酒器をあつめているのか? どのような目線で酒器を集めているのか? 何に、酒器の魅力をみいだしているのか・・・ を述べていく予定なのですが、その入り口・・ 入門編となります。 酒器に魅せられて・・ 酒器の魅力にとりつ

    • ~酒器しるべ~【目次】

      ~各記事へのリンク集~ 【2024年7月23日時点】 酒器研究家のちどりです。 いつもお読みいただきありがとうございます。 今回は・・  ・・記事の目次としてお役立てください。 Written by CHIDORI W

      • 海に眠る徳利?あがる徳利/【酒器の魅力シリーズ】

        こんにちは! 酒器研究家のちどりです。 当記事にお越しいただき、ありがとうございます。 酒器の魅力を語るシリーズ・・・ 著名な方の語る酒器にまつわるストーリーなど取り上げます。 今回は・・・ 土を使いこなすことで著名な、 陶芸作家の巨匠 辻 清明(つじ せいめい、以下敬称略)氏の語る 酒器の魅力・・ 海底の酒器~~~海に眠る酒器?!あがる酒器?! 徳利いいモノは海底に?! 徳利・・ぐい呑み・・ 辻清明曰く・・ いいものは、まだ、たくさん世界中のどこか、 海底?!海の

        • 酒器を観るシリーズ①市之倉さかづき美術館@岐阜・多治見

          こんにちは! 酒器研究家のちどりです。 当記事にお越しいただき、ありがとうございます。 今回は、酒器を観るシリーズということで、 酒器の展示・美術館情報や、 酒器を観る(購入よりもみる目的)ことができる場所について書きます。 場所は岐阜・多治見市。 美濃焼(陶磁器・やきもの)の産地の中でも、 盃がつくられた場所だということで・・ 今回の記事主役は・・ ::市之倉さかづき美術館:: ちなみに、別記事で、酒器が入手できる場所シリーズ・・ ・・美術館に併設されているミュージア

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        記事

          酒器が買える場所②~盃美術館・ミュージアムショップ~美濃焼@岐阜・多治見~

          こんにちは!  酒器研究家のちどりです。 当記事にお越しいただき、ありがとうございます。 今回は、酒器が入手できる場所シリーズその②で・・ 場所は岐阜! 岐阜といえば・・美濃焼! 国内最大級の陶磁器(=やきもの)の産地です。 岐阜へは海外からのゲストと一緒に視察に行く機会があり、 多治見(多治見市)にある、 『市之倉さかづき美術館』を訪れてきました。(2024年7月訪問) そして併設されているミュージアムショップも、もちろん・・ 美術館の名前からも想像できるとおり・・

          酒器が買える場所②~盃美術館・ミュージアムショップ~美濃焼@岐阜・多治見~

          『徳利と盃の魅力』浦野惠司著/酒器本解説シリーズ②

          こんにちは!  酒器研究家の知鳥(ちどり)です。 当ページにお越しいただき、ありがとうございます。 今回は、  酒器を語る本シリーズ~その2! ~『徳利と盃の魅力』浦野惠司著~  についての解説になります。 タイトル:「徳利と盃の魅力」 浦野 恵司(うらのけいじ)著 里文出版 単行本 ‏ : ‎ 167ページ 2012(平成24)年3月8日 初版発行 1.本の立ち位置当シリーズにて 酒器について書かれた書籍・図録等をご紹介させていただくにあたり、 目安として、以下の形で

          『徳利と盃の魅力』浦野惠司著/酒器本解説シリーズ②

          「酒器・酒盃台」作品募集/伊丹国際クラフト展2024

          こんにちは!  酒器研究家のちどりです。 当記事にお越しいただき、ありがとうございます。 酒器展情報シリーズ・・・ なのですが、  今回は、酒器展にむけての   作品募集とコンペティション情報です。 市立伊丹ミュージアム 2024 伊丹国際クラフト展 作品募集 主題『酒器・酒盃台』 2024 ITAMI International Craft Exhibition 1.趣旨について 2.なぜ兵庫県・伊丹? 伊丹は、清酒発祥の地といわれ、酒造りの町として発展。 それ

          「酒器・酒盃台」作品募集/伊丹国際クラフト展2024

          酒器の魅力?①~『銘』~酒器にも名前がある?【前編】

          こんにちは!  酒器研究家の知鳥(ちどり)です。 酒器の魅力?シリーズ  今回のトピックは、『銘』(メイ)・・   酒器にも名前があるのか? その前編となります。 酒器にも名前がついているモノがある?!  そのような酒器は、価値あるもの? 魅力あるものに違いない! どのような酒器に、どのような名前がついているの? ??? そんなわけで・・  『銘』(めい)・・・について書いてみたいと思います。 まず「銘」というと・・  茶道の世界の茶碗や、茶道具 そして、  刀剣の世

          酒器の魅力?①~『銘』~酒器にも名前がある?【前編】

          酒器が買える場所①~酒器 今宵堂@京都~

          こんにちは!  酒器研究家の知鳥(ちどり)です。 今回は、酒器が買える場所シリーズ・・  ・・ということで・・ 酒器にこだわりをもつショップや・・  酒器の展示や、魅力ある酒器作家の個展を行うギャラリーなど・・ 実際に酒器を入手できる場所をご紹介していくシリーズです。 今回は、先日視察にお邪魔した、  京都市内に店舗兼工房をもつ、今宵堂さんのご紹介です。 酒器 今宵堂(しゅき こよいどう)酒器専門店/2006年~小さな町家にて、夫婦で酒器工房を営む 「呑む、ひととき」の

          ¥100

          酒器が買える場所①~酒器 今宵堂@京都~

          ¥100

          酒器を語る本①~雑誌編【解説】

          【2024年6月時点】 こんにちは!  酒器研究家の知鳥(ちどり)です。 当ページにお越しいただき、ありがとうございます。 今回は、  酒器を語る本シリーズ~その1~  ~雑誌編【解説】   ・・当シリーズ【酒器を語る本紹介】の、初回の投稿です。 今すぐ、ご紹介したい雑誌の酒器特集があるのですが・・  ・・その特集号について具体的に語る前に・・ 今回、シリーズ初回ということもあり・・ 酒器を語る本・・中でも、  酒器を取り上げる「雑誌」には、   どのようなものがある

          酒器を語る本①~雑誌編【解説】

          酒器の作り手シリーズ①産地編

          【2024年6月30日改定】 こんにちは!  酒器研究家の知鳥(ちどり)です。 今回は、酒器の中でも流通量が一番多い  陶磁器(=やきもの) その作り手についての解説シリーズその①となります。 現在(令和の時代)、やきものの酒器は・・・  誰により、  どこで、   つくられているのでしょうか? 記事を何回かにわけて、お話していきたいと思います。 1.誰が?はじめに・・誰により?  ・・についてですが、 分類すると、ざっくりと大きく3つ・・  以下のようになります

          酒器の作り手シリーズ①産地編

          酒器の記事カテゴリー/各シリーズについて【解説】

          シリーズ記事のカテゴリー分類 (2024年6月30日改訂版) こんにちは。ちどりです。  今回の記事は、整理・分類目的となります。 今後、アップしていく記事につきましては、  範囲や内容が多岐にわたるので   それぞれの内容に応じてカテゴリーにわけ、 シリーズ化していきたいと考えています。 現時点で、  構想中の記事カテゴリー/シリーズは以下の通りとなります。 1.酒器とは?    酒器の定義~酒文化、海外の酒器事情など 2.魅力的な酒器とは?    酒器の美意識

          酒器の記事カテゴリー/各シリーズについて【解説】

          酒器とは?②~素材と用途編~

          こんにちは!    ちどりです。 今回の記事は、酒器とは?①~そもそも定義編~の続きとなります。  リンクはこちら → https://note.com/alawabi/n/nd68027580e11 その1では、  そもそも「酒器」とは何か?を書きましたが 今回は、酒器とは何か・・をもう少し突っ込んでみます。 世界各地の・・酒と酒器・・   酒もそれぞれ・・酒器もそれぞれ・・    それらは各地域や国の・・文化や長い歴史がそれぞれあり・・     ここで、簡単に書

          酒器とは?②~素材と用途編~

          プロフィール/自己紹介

          こんにちは!知鳥(ちどり)です。 自己紹介ページにお越しいただき、ありがとうございます! 東京・陶芸産地・京都を拠点に酒器研究家として活動中 酒器に関わるご相談・・・ ● コンサルティング ● 講義・記事執筆 ● キュレーション(コレクションや展示関連) ● 酒器を楽しむ会開催 などなど・・お受けしております。 陶芸産地を拠点に、   陶芸系美術館やギャラリー等での業務・・   海外美術館での展示に関わるプロモーション・・   海外美術関係者の国内陶芸産地視察・・ に携

          プロフィール/自己紹介

          酒器とは?①~そもそも定義編~

          【2024年6月28日追記箇所あり】 こんにちは!    知鳥(ちどり)です。 今回は、ちょっとお堅い話になりますが、 そもそも論・・ 酒器って何? ってところから始めます。 『酒器の定義』辞書をいくつかひいてみると・・。 「酒器(しゅき)」 お酒を注いだり飲んだりするための容器のことを指す。 これは日本酒をはじめとしたお酒を楽しむための器で、 盃やぐい呑みなどが含まれれる。 別の辞書もチェックしてみると 基本的には・・ 酒を飲むために用いられる容器の総称 口に運

          酒器とは?①~そもそも定義編~

          酒器とは?③~いにしえの酒器『リュトン』:海外酒器編~ 

          酒器とは?シリーズ第3号   海外の酒器編 こんにちは!  酒器研究家のちどりです。 今回は、海外の酒器に眼を向けてみました。 紀元前~紀元前後の酒器『リュトン』 リュトンとは? 聞き慣れない言葉ですが・・ 語源はギリシャ語。 儀式で酒を注ぐ目的に用いられた器・・ ビジュアルなイメージ・・ リュトンとは?  見た目のイメージは?というと・・   かつて・・昔の人々は・・  動物の角などを使い、   お酒を注いだり飲んだりしていたとのこと。 なぜ角?    かという

          酒器とは?③~いにしえの酒器『リュトン』:海外酒器編~