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dearly days 横木安良夫日記 02    JPGギャラリー「SELF PORTRAIT」展


JPGセルフポートレイト…A

写真家鶴巻育子が主宰する、目黒にあるJPGギャラリーにて、写真展が開催中。写真家自身が、自分を撮る。自撮りなんてあたりまえの時代、写真家は自身をどう撮るのか?7月12日まで。是非ごらんください。
*好評につき7月19日まで延長しています。

本当は、初日に行こうと思ったけれど、雨がすごいので断念。
昨日は素晴らしい天気。自転車で行こうと思ったが、家から7キロ弱、前回は自転車で行ったが、国道1号線は五反田までだらだと、上り坂。山手通りに出るまでに30分ちょっとかかった。ギャリーまで遠いと思ったらそこらは10分ちょっとで着いた。五反田―目黒間は隣駅なのでそんなものか。
でもやはり、お稽古をすると自転車つらい。だらだらと押して帰った。
ので、昨日は、電車で。乗るときに、iphoneがないことに気づき、まあいいやとホーム階に降りると、マスクをもってこないことに気づく。普段はクルマ移動なので不要だし、予備があるのけど、電車はそういうわけにはいかない。五反田のキオスクで買おうと思ったら売り切れ。しかたがなく山手線のホームに行く。すれ違う人、全員マスク。あ、ひとり発見。やばそう。ホームでマスクなしは僕と2人。電車半分ぐらい席は空いていない。
ドアのところでおとなしく息を凝らして、次の目黒駅で降りる。降りても全員、マスク、マスク。駅前横断歩道で、一人ノンマスク発見。日本はすごい、今やヨーロッパではマスク率が激減しているのに、安全国家日本は徹底している。ようやくローソンで8枚入り、420円?を購入。

着くと、ちょっと前まで立木さんと、大和田良くんがいたとのこと。
鶴巻は僕が金曜日に来るんだと思っていたとのこと。いや天気がいい日にて言ったじゃない。
大和田君がちかくでひとりで飲んでいることがわかり、7時に合流。
今の若い学生が、僕のことを知っているって。本も読んでいるらしい。
でも、現在生きているかどうかは、よく知らないみたい。確かに私は、過去の遺物です。

鶴巻さんが、主宰するこのギャリーは去年オープン。それなのに新型コロナ騒ぎで3月ぐらいからクローズしている。こまったことだ。
この「SELF PRORTRAIT]展も中止され、やっとOPENした。
もちろん僕も参加している。写真は行ってのお楽しみ。ま、僕の写真展を見ている人は、「なんだまたこの写真か」と言われそう。でもタイトルは今回つけていないが、本当のタイトルは「女衒」。写真家とはそんなものだ。
売っているらしく、額込みで¥33000。実はこの額は、30年ものの楢材。時間がたち、明るい地肌が美しい飴色に変色。額のほうが価値があるかな。なんて。

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そして、なんと、なんと、なんと、鶴巻嬢のネイキド。
ちょっと心意気を感じた。ガンバレ鶴巻!
見る価値があります。
是非ごらんください。

2020年6月30日(火) ~ 2020年7月12日(日)
※12:00-19:00(日曜17:00迄) 月曜休廊
​Jam Photo Galleryオープン1周年に際し22名の写真家のご協力の下、写真展『SELF-PORTRAIT』を開催いたします。
鶴巻育子コメント
「1840年に撮影されたイポリット・バヤールによる『溺死者に扮したセルフポートレイト』が世界初のセルフポートレイトです。そこから写真家のセルフポートレイトの歴史は始まります。バヤールの場合、表現やアートのためではなく抗議のために撮影したそうですが、セルフポートレイトは写真が発明されてから現在まで多くの写真家がテーマとし挑んでいます。リー・フリードランダー、シンディ・シャーマン、ヴィヴィアン・マイヤー、深瀬昌久、森村泰昌などが思い浮かびますが、おそらく自分を撮影したことのない写真家の方が少ないはずだと思います。普段親交のある写真家たち、尊敬し憧れる諸先輩方のセルフポートレイトを見てみたい。彼らはど のように自分自身と向き合いイメージするのだろう、そんな興味から今回の写真展を企画しました。作品群は過去に撮影されたものと撮り下ろしなど様々ですが、それぞれの写真家が写す自分から、その写真家の何かが見えてくるはずです。」
​参加作家
大和田良、岡嶋和幸、織作峰子、公文健太郎、GOTO AKI、佐藤倫子、清水哲朗、瀬戸正人、大門美奈、田川梨絵、田口るり子、立木義浩、鶴巻育子、中藤毅彦、七咲友梨、ハービー・山口、HARUKI、舞山秀一、前川貴行、水谷充、横木安良夫、ルーク・オザワ、若子 jet *五十音順

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