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アララ日誌(11/4〜11/10)

アララの3人が1週間のうちに見たもの、聴いたもの、読んだものを記録した日記です。今週から始めます。

11/4(月)

・嵐
インスタライブ見る。その後に活休記者会見みる。デビュー日に何かしたいと構想中と答えた松潤のファンサっぷりに感動。with the J-pop。


・オノナツメ『ふたがしら』
おもろい。秋田楽しみ。


・永野の「クワバタオハラじゃん・・」
面白すぎる。


・NHK特番「コントの日」
ビートたけし、東京03、チョコレートプラネット、ロッヂ、劇団ひとり、ロバート秋山、ジャンポケ斉藤、新木優子、という安定感のある座組で、NHKらしいウェルメイドなコント番組。でも、オープニングのvaperwaveっぽい映像とか、ネルソンズの和田まんじゅうとか、あいなぷぅとか、エンディングで流れたポスト・マローンの「Sunflower」(『スパイダーバース』の主題歌!)とか、馴染みのあるけどこれが地上波で流れるんだ!という不思議なワクワクが確かにあった。


11/5(火)

・「知らん人んち(仮)」を知る。そのままストーリー案考えたけどつまらなかったから諦める。でも一回考えたせいか次週の放送を楽しみにしている。してやられた。


・「バナナムーン」石橋貴明ゲスト回
三ヶ月ぶりに聞いた。つまらないと思いたかったけど設楽さんのタイトル読みだけで懐かしい気持ちになる。石橋はB-pressureリリース週だから出まくり。伊集院光の昼にも出ていた。規定演技と自由演技の両立ができるのがバナナとおぎやはすごい、と。お笑いイミグレーションの話は懐かしかったな。みやぞんはあそこだもんな。聴きながら麻雀アプリしてたら跳満出た。ノリさんという言葉は出てこず。ラクレットチーズ余ってるけどこない?という誘いはブルーチーズより臭いけどチーズはうまいから行く。


・嵐「A Day In Our Life」

この曲がまんまDragon Ash、という話をTwitterでみかけたから聴いた。嵐がミクスチャーロックアイドルになってたかもしれない世界線。

11/6(水)

・「ビバリー昼ズ」佐久間さんゲスト回
太田さんが激怒していた放送をまだ聞けていないけど時系列的にはこっちが先。ビバリーはめがけて聴きにいくから、毎回高田文夫のペースについていきながらしっかり情報を入れる松本明子に感動してしまう。佐久間さんはそんな嫌味もなく、annで話した話をしていた。3位キングコング、2位劇団ひとり、1位加藤浩次。


・濱家の誕生日報告ツイートの動画がヤバい。

https://twitter.com/hamaitachi/status/1191988132528283650?s=20


・ヘキちゃんトラちゃんのシュールストレミング回はいい。


・KEYTALK『Don't Stop The Music』

高校生のとき好きだったバンド、とは言ってるけれど新譜が出ると毎回聴いてしまう。80年代洋楽サウンドと90年代J-POPを掛け合わせてライブアンセムを作り出す、という方程式が確立されていて、むしろオリジナリティになっている。もっとちゃんと低音鳴らしてくれ、とは思うけれども。


・「同期のサクラ」5話

見ようによってはベタだし、ドラマらしいドラマだけれども、生々しい感情がふと顔を出して、それがちゃんと刺さる。見るのに体力いるけれども、それがまたいい。

11/7(木)

・「不毛な議論」500回記念
R藤本を呼ばないのか。でもクロちゃんの「天使がくれた神ボイス。出席番号69でシックスナイン。レロレロレー!」は面白かった。松井咲子が少しaikoに聴こえて末期。「たりないふたり」の話も良かった。ボタンを押すという説明のフリでもう若林きっと押したんだろうな、が想像できる。


・Mom「マスク」

メロウだけれどもダークな空気感のバックトラックに乗っかるフォーキーなメロディ。歌詞とエフェクトのかかったコーラスは鬱屈した怒りが乗っかる。JPEGMAFIAとかEarl Sweetseatのような、野心と遊び心のある、最新系の音楽。


・James Blake

なぜか一日聴いていた。清廉な空気感のなかに狂気的なビートと透明感のある歌が響く。それだけで素晴らしい。個人的には、セカンドアルバム『Overgrown』のポップな実験性がしっくりくる。ほぼトラップビートじゃんね。


・ハライチのターン
草薙「もうこれ以上、金田さん嫌いになる前に帰りましょう!」という地獄飲み会の澤部課長。澤部って確かに課長だよな。
岩井さんはまたエッセイに書きそうな「プチャヘンザ」を強制するのはおかしい、という話。でも、盛り上がってる客席をアーティストに見せて気持ち良くなってほしいが故に手をあげる「思いやりのプチャヘンザ」をしちゃうんだよなって、完璧かよ。

11/8(金)

・FKA TWIGS『MAGDALANE』

素晴らしいアルバムはすべてそうなのだけれども、一音目からゾクゾクする。静かに歪んだトラックと、何重にも重ねられた声が生み出す、不気味な美しさよ。


・スッキリ
天の声を岩井が担当していた。


・チャクラ『さてこそ』(1990)

中村佳穂が影響を受けたニューウェーブ・ファンクユニット。プリンスみたいな変態性と土着の民謡の持つ気持ち悪い懐かしさの融合。美しくて禍々しい小川美潮さんの声が素晴らしい!


・Kai Whiston『No World As Good As Mine』

UKのエクスペリメンタルミュージックの新人。まだ20歳なのか!という驚きと、ノイズ、アンビエント、ジャズ、ヒップホップ、ワールドミュージックを飲み込んだ音にヤラれる。とても薄汚れた語彙では表現できない音楽。


・Night Tempo『1986オメガドライブ -Night Tempo Presents ザ・昭和グルーヴ』

グッドメロディにレトロフューチャーなエレクトロサウンド。しっくりくる。TUBEとかのリミックス聴いてみたいな。


・ドアノブロック 1st ワンマンライブ


キャパ250の会場がソールドアウト。その熱気も凄かったのだけれども、ゼロ年代ギターロックの美味しいところを抽出した楽曲と、イロモノな雰囲気を醸しながらソリッドでヒリヒリとした演奏を届けるスタイルがシンプルにカッコよかった。ロッキンのインタビューで「変だけどいい」じゃなくて「いいけど変」になりたい、と言っていたのをそのまま体現していた。ギターロックを聴いてきたすべての人に刺さるバンド。

・「ミュージック・ステーション」の小沢健二

風間俊介が熱っぽくオザケンの魅力を語っているVTRは笑ってしまったが、タモリが興奮気味に「彗星」の歌詞を褒めているのには驚いた。ドアノブのライブを観たあとに「オザケンの大ファン。それすなわち信者」という話をしていたのだが、風間俊介もタモリもまさにそれ。小沢健二の楽曲やライブ、MVに込められた思想や哲学に一度ヤラれると、誰かに語りたくなるのだ。その感覚がそのままテレビで放映されていることに嬉しくなった。
「彗星」の歌い出しで声は裏返っていたけれども、これも全部小沢健二らしさ、なのかも。


・古書店ソオダ水で買い物
大学のすぐ近くに詩集に強い古本屋があるというのに利用しないのはもったいない。でも誰から手をつければわからない。そんななかで『ゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』を読んで感動したので辻征夫の詩集を買った。他にも、榎本俊二『反逆ののろし』千葉雅也『勉強の哲学』森博嗣『小説家という職業』あとはレジ横に自主制作詩集がたくさん置いてあったので逸可美和子さんの「obscurity」を購入。 早苗がポイントカードを始めていた。クリスマスソングを流し始めやがっている。


11/9(土)

・「このサイテーな世界の終わり S2」Netflixオリジナル


ありそうでなかった青春クライムロードムービー。デヴィッド・リンチの『ワイルドアットハート』みたいで好きだったけど、シーズン1の銃声が鳴り響いたラストの続きはないよな!と思っていたらまさかのシーズン2。新しい登場人物のライフストーリーから始まり、やがて2人の主人公の「その後」に繋がっていく展開に、否応なしにワクワクさせられている。


・Giant Swan『Giant Swan』


暴力的で治安の悪い電子音。ライブで早く観たい。


・『プロフェッショナル 仕事の流儀 渡辺万由美(トップコート代表)』
NHKオンデマンドで視聴。「トップコートの歴史」=「木村佳乃の歴史」なんだ!って気付いたり。杏(渡辺謙の娘)、新田真剣佑(千葉真一の息子)、趣里(水谷豊の娘)ってなんでこんなに「2世」が多いんだろう……社長自身、渡辺晋(ナベプロの創業者)の娘……と疑問に思ったり。「マーシュ彩ってトップコートに異動したんだ!」「これから来るな……」「女優路線で行くのかな」ってワクワクしたり。

11/10(日)

・オノナツメ『ACCA 13区監察課』
オノナツメといえば「煙」。マグに注がれたコーヒー、人が咥えたタバコ、立ち上る煙の描き方が大好きな漫画家だ。ACCAは全6巻の中編。ドーワー王国にある13の自治区内行政を監査する組織ACCAに所属する、主人公ジーンを巡る物語。オノナツメ作品は小道具としてのタバコが頻出するのだけど、この作品ではタバコにある暗号が乗っかっている。首都バードンとそれぞれの自治区、出身の異なる上層部の企み、主人公に隠された秘密など、濃いけど読みやすい。アニメ化もされており、代表作と言えるのだろう。


・『Rough Trade Shops Vol.1』プレイリスト

80年代のラフトレードからリリースされたポストパンク系のバンドのコンピレーション。80年代の混沌とした雰囲気と、計算されたのかやけくそなのかわからない演奏が好き。


・『New Action! Vol.100』@MARZ


2009年から始めたパーティが大台に乗る記念の日。今Zepp規模でワンマンをするバンドをたくさん輩出するNA!に遊びに行くのは久しぶりだった。見に行くと言うより遊びに行く感覚。MONO NO AWARE、Mom、TENDOUJIとDJでたっぷり汗をかいた満員のMARZで一番アガったのは、EMCかもしれない。「明日は友達のイベント!」


・オードリー ANN
台風でとんだスペシャルウィークに来る予定だった高橋真麻ゲスト。前半は「たりないふたり」について。山里のあれは治らねえわ、という結論。舞台袖で山ちゃんに手を振ってたらすごい嫌な顔された、というけど手を振る若ちゃんもおかしいんだよ。
真麻は面白い。確かにおっぱい、鼻の穴、歌いじり最近見ないわ。


・『ネットは社会を分断しない』(角川新書) 
けんすう氏がtwitterでおすすめしていたので読んでみた。フィルターバブルとかエコーチェンバーとか聞くと、あたかもそんなものが存在するように思えるけれど...。 


【紹介したものにまつわるプレイリストはこちら】
「アララ日誌 11/4〜11/10」 


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