睡蓮の池に佇む幸せ。『モネの家と庭園』サン=ラザール駅から電車に乗ってジヴェルニーへ
これまでのパリ滞在で訪れた観光名所と必ず起きるハプニングをご紹介します。
ロード・モネが晩年を過ごした家と美しい庭とあまりに有名な『睡蓮』の池があります。
オランジュリー美術館で睡蓮を見た翌日、その池を見たくてパリから初めて電車に乗って郊外へ・・・ここ、ジヴェルニーで、最大で最高のハプニングがありました。
モネの睡蓮を観たパリの美術館
●オランジュリー美術館【1区】
●オルセー美術館【7区】
サン=ラザール駅からICに乗って
パリから電車で1時間、ノルマンディー地方の入り口に位置するジヴェルニー村。
パリからノルマンディー地方は、サンラザール駅からルーアン行きIC(Intercités)で1時間ほどです。
(乗り換え、直通によって所要時間が変わります)
▼モネは、この駅舎を描いています。
ヴェルノン(VERNON)駅までの乗車券を買う
ジヴェルニーのモネの家と庭園の最寄駅は、ヴェルノン(VERNON)駅で、
その駅から更に直行バスに乗ります。
先ずは、有人窓口で乗車券を買う!!
「VERNON、Un」
↑ヴェルノン駅まで1枚と言っているつもり。これ以上短縮出来ないフランス語^^;
窓口のスタッフは慣れていらっしゃいますので下手なフランス語でも通じます。
「でっ、片道?往復?帰りは何時?」
どう見てもアジアの観光客なので英語で聞かれます。
帰りの時間・・・考えていなかった^^;
思い悩んでいると(後ろが閊えているし…)
「any timeにしておく」
乗車券には「19」と書かれていた。
▼出発は10:19、ホームは19
やればできる!!!
ヴェルノン駅からジヴェルニー行きのバスで
ルーアン行の電車は、VERNON駅で多くの乗客が下車します。
下車すると「足跡マーク」通りに進んでゆくとバス乗り場があります。
足跡マークがなくても、全員が向かうので迷う事はありません。
【バス乗車料】往復10€ 片道5€でも購入できます。車内で購入できます。
この帰りのバスの料金が無駄になる。
初パリ一人旅で初トラブル・・・これは後ほど。
車窓から見える田園風景。
ノルマンディーの風景に癒されます。
モネの家と庭園(Fondation Claude Monet)
バスを下車したみなさんと一緒にバス停から20分ほど徒歩で移動すると「モネの家と庭園」の入り口に到着します。
モネが暮らしたアトリエ
ピンクと緑の可愛らしい邸宅は2階建です。
この邸宅も見学ができます。
と後で知る。
勢いで行動してはいけません。
事前に調査は必要です。インターネットの時代なのですから(私へ)
広大な庭園
6月に訪れた広大な庭園。
自然のままに咲き誇る花々が美しい。
モネが作った日本風
オルセー美術館のこの絵のモデルの太鼓橋
日本を愛するモネが日本らしさを作った太鼓橋です。
1870~80年代のジャポネズリーに影響されたアーティストたち。
モネも影響された1人です。
日本らしさが庭園からも感じます。
睡蓮の池
この池をどのくらいの時間、佇んでいたでしょうか。
教科書で、日本の美術館で、パリの美術館で、その目で観た世界の名作のその原点が時を越えて目の前にある。
静かに流れる池に小さな昆虫が訪れるかすかな音までが愛おしい。
基本情報
【開館時間】3/24~11/1 09:30~18:00 ※6月8日月曜日より再開
【休館日】11/2~3/23冬期間は休業
【チケット料金】9.5€ ※現在、オンライン予約必須
【公式サイト】http://fondation-monet.com/ ※日本語あり
【アクセス】TER線 PARIS SAINT LAZARE駅からVERNON駅
1時間に1本程度/専用バス VERNON駅からGIVERNY行き
【所在地】84 Rue Claude Monet, 27620 Giverny
1人旅の女性へ
サン=ラザール駅で乗車券が買い、ルーアン行き電車に乗れば「モネの家と庭園」までは人の波に着いて行けば簡単に到着します。
周りはほぼ観光客ですし、日本の団体ツアーの方々とも出会えました。
治安については大きな心配はないと思います。
しかし、帰りが・・・
▼ジヴェルニー村で迷子になる
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