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詩的散文

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#シュールレアリスム

蒼翠の神殿



一つの意識が、蒼空の下で、大気中に放たれ霧散する、

それは、風の斥力で前進し、定まった路の上に、

偶然持ち合わせていた、二本の足を、器用に着地させる。

意識は、蒼の天蓋を司る、パルテノン神殿の、

無限の柱廊を、天の白い眼差しに睨まれて、

何処へともなく、連行される。

神殿を支える、植物じみたエンタシス(柱)は、

柱頭部が枝分かれし、緑の大きな装飾によって、

意識を、白日の下から

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