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第1回 おとなのための哲学対話
2月19日に大阪で、哲学対話のイベントを開いてみた。
イベントを企画した理由は、読書会で哲学的な話をする機会があり、それがすごく自分の刺激になったからだった。
「幸せ」、「孤独」、「生き方」について。
本を紹介する中で、自然とそうした大きなテーマに話が収束していく。
あまり素性のわかっていない人たちとだから、自分が経験したことも素直に話せてしまう。それが、自分の中で心地よいものに感じた。それで、本ではなく、哲学対話を中心としたイベントをできないだろうか?と思ったのだった。
第一回目、イベントに来てくれたのは2人。僕を含めて、3人で対話した。
僕自身、哲学を専門的に学んだわけではなかったので、専門家の人が来たらどうしよう、と内心ひやひやしていたけど、みんな哲学初心者だったので安心した。
対話は、「子どものための哲学対話」という本をもとに行った。
「子どものため」って書かれているけど、大人が読んでも完全には理解できないところがところどころある。(頭が固くなりすぎているのか?子どもならすんなり理解できるのかもしれない。)
例えば、「人間はなんのために生きているのか?それは、遊ぶためだ。」という話が冒頭に出てくる。
このテーマについて、参加者同士で話し合う。
「世の中のためになるような立派な仕事をしなければならない、という強迫観念から救われた。」
「仕事=義務、と思っていたけれど好奇心で仕事をしてもいいんだ、と思えた」
「30歳前後までは、仕事のことで悩んでいたけれど、人との出会いによって考え方が変わって、悩むことが少なくなった。」
こうして出てきた意見を、みんなで対話してさらに深ぼっていくことで、どうしてその人がその考えに至ったのか、その裏側にある背景や価値観が話を聞くうちに浮き彫りになってくる。
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共感できる部分も、そうじゃない部分もあるけれど、いろいろな意見に触れられることで、自分ひとりで考えていてはたどり着けなかった解釈が自然と生まれる。
他人と一緒にものを考えることをこれからもっとしていきたい。
3月に第2回をやろうと思います。
ではでは〜!
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