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10月1日 DXの言葉を考える

10月1日ですね。

今日は久々に展示会に行ってきます。
DX総合EXPOです。

ここでも使われているDXという言葉。
Digital Transformationを略してDX。
どこにもXがあらへんがな、と私のような学校英語の申し子は違和感をいまだに拭えません。
でも、今やこの言葉はすっかり市民権を得ました。


この言葉が広まった理由は、IT化とかデジタル化のように、一つの言葉の中に名刺と動詞を重ねなければならず、しかも英語と日本語を重ねるのがしっくり来なかったところに、たった二字で表現できる便利さが受けたのでしょう。

Digital Transformationの中には、情報のデジタイゼーション、産業や組織のデジタライゼーション、社会のデジタルトランスフォーメーションの三段階が含まれるといいます。

ただ、情報のデジタイゼーション、産業や組織のデジタライゼーションの二つの言葉は、日本人にとっては、しかも非技術者にとっては分かりづらい言葉です。

前者はアナログ情報のデジタル化。後者は組織や業務プロセスのデジタルを用いた変化といえば分かりやすいでしょうか。


今は大多数の組織が組織や業務プロセスのデジタルを用いた変化を進めつつあります。弊社もその支援を行っています。

ただ、私はあまりDXとかデジタライゼーションの言葉は使いません。お客様にとっては混乱の元になるからです。


まだIT化とかDX化と言う言葉を使う方が理解が進むと考えていますが、それも誤解の元です。
なるべく業務やプロセスの説明の中で、kintoneの機能を用いた言葉に置き換えています。


さて、今日はDX総合EXPOですが、私もその中でいくつかの分野を集中的に見る予定です。

DXという言葉に惑わされず。来るCybozu Daysに向けた展示のヒントを得るために。

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Yoshikazu Nagai(長井 祥和)
ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。