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7月27日 研修資料から学ぶ事は多い

7月27日ですね。

QIITAの記事に各社の研修資料がアップされているものがありました。載っているのはどれもそうそうたる企業ばかりです。

https://qiita.com/KNR109/items/f3268b311e11d5b821c0

ただ、ここにはいわゆるSIerと呼ばれる会社の事例はありません。記事の執筆者が気づかなかったのか、それとも公表していないのか。
もし後者だとすれば、資料をオープンに開示する文化はSaaS/PaaSのエコシステム、オープンなコミュニティの理念を掲げる企業に特有なのかもしれません。
こういう資料を旧来のSIerの会社が出してくれる日が来ればいいのに、と思います。

そういう弊社も研修資料はだしていません。また、出せるようなものは全くありません。出し惜しみしているわけではなく、そもそもないというのが正直なところです。リソース不足です。
なので、こうした資料を公表し、役立てるようにして下さる企業には感謝しかありません。
今の技術者に求められるスキルの概観。それが、こうした資料を読むだけで理解できます。
一方、私のような独学の技術者にとっては、自分の技術力の偏りもかんじます。学ぶことの多さには限りがありません。

これからの日本は人口の構成が歪な状態がまだしばらく続くでしょう。かつてのような成長は見込めないとされています。
今回の円安によって、かつての繁栄期に溜め込んだ豊かさはさらに失われていくでしょう。
残念ながら、国や社会や会社がかつてのように長い人生を養ってくれる甘えは捨てた方が良さそうです。

会社に言われたから勉強するのではなく、プライベートの時間も勉強しなければ。今、技術者としてやっていけても、そのうちに最新の技術についていけなくなる可能性は高いです。
その時、技術者であっても苦労する可能性は高いです。ちょうど、今の年配者がITリテラシーのなさで苦労しているように。

今、三十代以上の方は、デジタルが当たり前として育った世代に比べると、ベースの部分で素養が違います。
常に学び続けてやっと張り合えるくらいです。
その地力の差は、この先、技術があれこれと進展し、今はまだ影も形もない技術が登場する中でさらに顕著になってくるはずです。

将来に苦しむより、かろうじて頭の動く今のうちに、プライベートの時間を割いてでも学ぶ習慣を作っておくことを強くお勧めします。
こうした企業が研修資料をアップしてくれていることも当たり前ではなく、感謝しなければ。
これからの技術者は、こうした研修資料に書かれていることの素養があって当たり前になるので。
私も取り残されないように学ぶつもりです。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。