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11月17日 会話に集中出来ているか?

11月17日ですね。

昨日、研修で喋った喉を休めようと、近くの住宅街の中にあるお店に昼飯を食べに行きました。そこのお店でなかなか面白い経験をしました。


大将から、私が昼飯を食いにきた客でなく、何かを売り込みに来たセールスと思われてしまったようです。

午後から研修が控えているにもかかわらず、カラオケを何度も勧められ、歌う羽目になるところでした。その代わりご主人の歌を二曲聴いた後、人生談義に。


営業中の札があったから入ったのに、と一瞬後悔の念がよぎりました。

が、腹をくくってお話を。


この経験が会話の本質を思い出させてくれました。普段の忙しない日々で忘れていた会話の大切さを。


このご主人、お年を召しておられ、口元が歪んでおられました。何かの病気の後遺症なのでしょう。おそらく脳に関する。

だから私の会話への反応も遅く、おなじことを何度も繰り返されておられました。


私もご主人に合わせてゆっくり話しました。相手の目からは一瞬もそらさずに。

最後はご主人から信頼していただき、お前いいやつだ、俺は気に入った!と言ってもらえました。


ここで反省させられたのは、Cybozu Daysで私はこれほどまでに会話に集中していただろうか、ということです。

次々とブースに来られる方々と名刺を交換し、会話をする。ブースの説明をして、弊社の特色を述べ、出展物のデモをする。


その時、私はどこまで集中できていだたろうか。このお店のご主人と話す時に匹敵するほどの集中力でブースの前で会話ができていただろうか、と。

ブースの前では、立て板に水を流すかのように話していたけれど、集中していたわけではなく、流れ作業のようになっていたのではないか、と。


これにはとても反省させられました。もう、既にCybozu Daysは終わってしまいました。今回、ご主人に対するくらい集中して話していたら、さらに成果は上げられたかも。


12月にあるCybozu Circusは一人の客として行きます。その時はこのご主人との会話を思い出しながら話しようにするつもりです。もちろん、今日からも。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。